100基を超える太陽光発電システムが一度に

全国に先駆けた各種の取り組みで知られる釧路管内・JA浜中町
そのJA浜中町の組合員107戸が太陽光発電システムを導入し、設置が完了しました。
一度に、一地域に、これだけの数が設置されるのは、全国でも初めてだそうです。

そもそも、「クリーンな環境で牛乳を搾ろう」と、組合員全戸への水洗・浄化の完備、植林事業など、いろいろなことに取り組んできたJA浜中町。
さらに、その延長で、「地球環境にやさしい(エコ)酪農を目指していこう」という考えで、このプロジェクトが行われました。

発電中の自家使用はもちろん、使わなければ売電されます。
これにより、1戸当たり年間で約20万円の電気料金の削減、二酸化炭素(CO2)の削減能力は森林面積約1haに相当するそうです。
エコ酪農をめざすとともに、「エコ牛乳」も計画中とか。

詳しくは、Dairy Japan 6月号で。

忙しい牧場のお母さんでも手軽にできるお店の味

4月18日付けのDJニュースでお伝えした、サツラク青年同志会 創立50周年記念「春祭り」で、特別イベントとして、スープカレーの名店「らっきょ」(札幌市)のオーナー・シェフである井出剛氏による公開調理イベントが行われました。

井出氏は、「忙しい牧場のお母さんでも手軽にできるお店の味」をコンセプトに、バターと牛乳を使い、短時間でできる特製スープカレーのレシピを紹介しました。

【調理時間】8分
【材料(2人前)】
・スープカリーの匠(ペーストタイプ 濃厚辛口) 1箱
 特製濃縮スープ 2袋
 香りスパイスオイル 2袋
 辛味調整スパイス 2袋
・バター 20g
・水 360cc
・牛乳 360cc
・酢 大サジ1
・マイタケ 1房
・タマネギ 1個
・ニンジン 1/2本
・アスパラ 2本
・アサリ(ムキ) 50g
※具材はソーセージやエビなどお好みで入れる。
【料理手順】
1 フライパンにバターを入れて野菜とアサリを中火でじっくりと炒める。
2 炒めたら水を360cc加え野菜とアサリをゆでる。
3 具材に火が通ったら牛乳を360cc入れる。
4 特製濃厚スープと香りスパイスオイルを入れて、ゆっくり混ぜる。
5 仕上げに酢を加え(これがポイント)、盛り付けて完成。
※辛味調整スパイスはお好みで入れる。

井出氏は、「カレーと乳製品はとても相性が良い」と語り、牛乳の飲み方提案としてラッシー、チャイの作り方も紹介しました。

新たな発見:「漬け物」+「チーズ」=超・美味い!

秋田県の特産品として知られる「いぶり漬け」。
漬け物の「燻製」で、美味しいですね。
北見市の居酒屋さんで、その「いぶり漬け」に「カマンベールチーズ」(+トマトも)を乗せた、お料理(おつまみ)がありました。
食べてびっくり。
「いぶり漬け」+「カマンベールチーズ」=超・美味い!

「漬け物」と「チーズ」は合うのかも、と思って、
「たくあん」に「カマンベールチーズ」を乗せて食べてみました。
すると、これも超・美味い!

「漬け物」+「チーズ」は相性が良さそうです。
各地方の特産「漬け物」+「チーズ」を、ぜひ試してみてください。

お手軽な漏斗(じょうご)

十勝管内のT牧場は全乳哺育です。
子牛のミルク調製室を見せてもらったら、切断したペットボトルが置かれていました。
いったい何に使うのだろう? と尋ねると、
これは、湯煎(ゆせん)するミルクをバッグや容器に入れる際、漏斗(じょうご)として使うのだそうです。
とっても便利だし、ある程度使ったら、代わりはいくらでもあるそうです。
なるほど、確かにそうですね。

牛の引き方研修会

十勝乳牛改良同志会連合会(小椋茂敏会長)は3月27日、十勝農協連・家畜共進会場で「第16回 乳牛ジャッジングコンテスト」を開催しました。
当日は200人以上が参加しました。

それに併せて、「ジュニアリードマンへの牛の引き方研修会」も行われました。
ジュニアとは高校生以下のみなさんです。
今回のメイン講師は、杉浦尚さん(十勝ホルスタイン協議会・副会長、帯広市/酪農家)です。

牛を引くときの人の姿勢、人と牛の歩調のとり方、引くときの牛の頭の角度等々、講師から手とり足とりで学びました。
杉浦さんは、
「牛を好きになってください。牛と仲良くなることを心がけてください」
「普段から牛と触れ合って、調教して、準備段階からきちんとしておかないと、ショウで良いパフォーマンスはできません」
とアドバイスしてくれました。