自分の責任と役割を見つめる「会」に

第43回 宇都宮賞を受賞した奥孝氏の祝賀会が19日、地元の富良野市で開催され、全道各地の酪農家仲間や関係者など約120人が参加しました。
(授賞式の模様、奥孝氏の功績は3月1日付けのDJニュース、本誌4月号を参照してください)

そこではまず、東日本大震災の被災者に黙とうが捧げられました。
そして、発起人代表の磯江敏昭氏は、
「このたびの災害の大きさと原発事故の不安で、祝い事の自粛ムードにあるなかで、あえて開催させていただいた。それは、それぞれのお立場で今一度、自分の責任と役割を見つめていただけるような会にしたいと思ったからで、その主旨をご理解いただきたい」
「過去に例を見ない災害からの復興と再生のためには、みなさんのそうした意識によるところが大きいし、当然、成し得るものと確信している」
と挨拶しました。

北海道からも、被災地に向けて自分ができることを考え、実行し、一日も早い復興を祈っています。