スケールデメリット 現在は経産牛600頭(うち搾乳牛500頭)、未経産牛400頭。 さらに拡大を続けている十勝管内の、共同経営による大型牧場を訪ねました。 大規模管理のむずかしさの一つとして、疾病対策の話が出ました。 「規模が大きいと、被害も大きい。これは、まさにスケールデメリット」と代表は話していました。 「その対策は、防疫マニュアルを作成して徹底すること」とも。 ソーシャルメディアシェアFacebookTwitter
乾乳牛は土の上を歩かせたい 「搾乳牛はフリーストール牛舎でずっとコンクリートの上にいるので、身体が重たい乾乳のときは土の上を歩かせたい」と言う十勝管内のKさん。 そこで乾乳後期群の寝床(ルーズバーン)と飼槽を、あえて離して作りました。 写真右がルーズバーン、写真左が飼槽で、水槽はその中間に設置してあります。 ちなみに乾乳前期群はパドックが併設されています。 ソーシャルメディアシェアFacebookTwitter
豪華な教材 28日付け「DJニュース」の「酪農学園・とわの森三愛高校の飼養牛がEXを獲得」の取材は、ちょうど農場実習の時間でした。 この日の実習は、牛洗いと毛刈り。 EX牛も教材として、おとなしく毛刈りされていました。 「ここは刈りにくい」「なかなか思ったとおりにならない」「もっときれいにしてやりたい」等々、生徒さんたちの話し声が聞こえてきます。 同高校の農場では現在、経産牛は5頭ですが、その体格得点は、90点が1頭、89点が2頭、85点が1頭、83点(初産)が1頭です。 なんと豪華な教材! うらやましい実習です。 ソーシャルメディアシェアFacebookTwitter
「黒穂病」は大丈夫? 北海道農政部によると、9月15日現在のサイレージ用トウモロコシの生育状況は平年よりも11日早めに推移していて、収穫作業も7日早めに進んでいるそうです。 昨年は各地で「すす紋病」の被害が多かったトウモロコシ。 今年のように暑かった場合の病気発生はどうなのでしょうか? 専門家に尋ねたら、連作している場合、「黒穂病」が心配されるそうです(写真)。 「黒穂病」は土壌菌によるもので、多発した場合は3年以上の輪作が必要だそうです。 ソーシャルメディアシェアFacebookTwitter
160頭の姿と番号が右脳に焼き込まれている!? 経産牛160頭を飼養する十勝管内のKさん。 Kさんの頭の中には、経産牛1頭1頭の姿が焼き込まれています。 番号を聞けば、その牛の姿が頭に浮かぶし、その逆も同じで、遠くで発情があっても、それは何番の牛か即、答えられます。 乳検のときは、牛を見た瞬時に番号を検定員さん伝えることもできます。 その理由については、「覚えようと思って覚えたわけではなく、自然と頭に入るんです。牛が好きなことは間違いないけれど…」とKさんは笑いながら首を傾げます。 ちなみにKさんは、暗算も強いそうです。 ソーシャルメディアシェアFacebookTwitter