「ジョッキ牛乳宣言」の町:別海町

生乳生産量日本一(全国の生乳の7%を生産)である根室管内の別海町では、
町をあげてのご当地B級グルメが有名です。
それは、「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」で、
地産地消型「新・ご当地グルメ」と銘打ち、交流人口を増やし、
地域を元気にするという目的があります。
現在、提供している店は全6軒で、別海ジャンボ牛乳と
別海ジャンボホタテバーガーと道産ジャガイモ使用のポテトフライを
スタンダードメニューと定義しています。

「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」は、
どの店でも簡単に提供することができるわけではなく、
三つの定義とルールのうえに成り立っています。
この三つによって、基本は守られながらも各店で工夫を施し、
異なる味を楽しむことができます。

このような町をあげての消費喚起はパワーが感じられます。
ご当地グルメは全国的に人気のあることから、
全国各地で「牛乳を使ったご当地グルメ」が出てくると良いですね。

2色のラップフィルムで中身を区別

北海道十勝管内のH牧場は、ラップサイレージ調製する際、
ラップフィルムの巻き方を工夫しています。

一般的には、1色のラップフィルムで巻きますが、
H牧場では、オプションでダブルストレッチ方式にアップグレードして、
巻く回数を少なくすることによる時短効果にプラスして、
白と黒の2色のラップフィルムを使っています。
そして、白が多いものは1番草、黒が多いものは2番草と、
刈り取り時期の区別をわかりやすくしています。

こうしたラップフィルムの色の違いで、遠くからでも中身の区別が一目瞭然です。