うちの牧場はどうして手元に現金が残らないのか?:DairyJapan9月号

突然ですが皆さん「儲かっていますか?」

そう聞かれてどのように答えるでしょうか?
そもそも「儲かっている」とはどのような状態なんでしょうか?

経営について考える場合、第一に「儲かっている状態」をイメージすることが重要なんだそうです。儲けには、さまざまな種類があります。利益なのか、牧場で投資できるお金なのか、家計で使えるお金なのか、目的をはっきりさせることで、今後の収支・投資の計画が立てやすくなります。

次に、「手元にお金がない場合」に、どうれば良いのでしょうか。見直すポイントを見極めることが重要です。単に出荷乳量を増やせばいいのでしょうか?配合飼料の増給や緊急的な導入をしてしまうと、かえって損失を増やしてしまう可能性もあります。

適切な「お金の使い方」は何なのでしょうか。お金の使い方には4種類あります。収益を上げる投資?上げない投資?緊急?そうでない?
それぞれに当てはまる支出を見極める必要があります。

酪農経営は土づくり、草づくり、牛作りが基本ではありますが、最終的には現金ベースでの「儲け」を考えてみると良いようです。

是非、一度考えてみてください。

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