北海道農政部は、道内の「女性農業者の役割発揮に関するアンケート」調査結果を発表しました。
この調査は平成19年6-8月にかけて道内の女性農業者を対象に行ったもので、811名から回答を得たものです。
それによると、農業経営にどのように関わりたいか?――については、
「方針決定は夫あるいは親等に主に従うが、自分の意見も反映したい」が35.4%
「共同経営者として農業経営全体に参画したい」が27%でした。
また、「経営主や共同経営者等として農業経営全体もしくは特定部門の経営に取り組みたい」としている女性は43.6%でした。
また、経営者として役割を発揮していくために必要な知識・技術は?――については、
「栽培・飼養管理等の農業技術が必要」が59.6%
「経営・管理・財務」が49.4%
「農業機械の操作」が26.5%でした。
そして、農村において男女が共にいきいきと活躍する社会を形成する上で、女性に対してどのような支援や施策が重要か?――については、
「夫や家族による家事・育児の分担」が49.1%
「生産技術等を習得するための研修やセミナーの開催」が44.8%
「農産加工等を行うための施設・機器の整備に対する補助や起業活動のための支援」が34.3%でした。