12月16~18日、「オルテックデーリィスクール2013」が開催されました。
そこで、マイク・ハッチェンス氏(イリノイ大学名誉教授)が
「乾乳牛と未経産牛の飼養管理」について講演しました。
そのなかで、未経産牛の育成コストについて紹介されました。
これは今年、アメリカ・ウィスコンシン州で試算されたもので、
雌子牛が産まれてから、親牛になって乳生産開始するまでに、
1頭当たり約22万円のコストがかかっているというものです。
また、最適な乳牛の成長を達成して、最適月齢での分娩をすることができなければ、
そのぶん、育成コストが増えていくことになってしまいますね。
アメリカでは、23カ月齢に分娩することが、1番生産性が高いとされているとのことです。
こうして育成時期のトータルコストで、改めて数字を見ると、
乳生産を開始するまでの時期に、増体量含め、いかにうまく成長させるかが大切なのだと、
恥ずかしながら、再認識することができました。
これも一つの経験として、今後の記事作りに活かしていきたいと思います。