昨日、岡山県のU牧場にお邪魔しました。
Uさんは昨年実家の酪農場に就農する前は、一般企業でサラリーマンをしていたそう。そのとき、ISOなども学び、就農後の農場管理にもそのノウハウを活かしていると言います。
農場にうかがってまず感じたことは、整理整頓が行き届いているということ。各種書類はきちんとファイルにまとめられ、必要な情報にすぐアクセスできるようになっています。
また、備品や工具も自作の整理棚で、それぞれの「住所」を明確にしたうえで管理されていました。
そんななか、U牧場の入り口に注目しました。家畜伝染病予防のための「関係者以外立ち入り禁止」の表示の下には、車両消毒に使ってもらう消毒薬と噴霧器、来場者の記帳表はもちろん、非接触型の体温計、手指消毒薬が整然と並べられていました。
家畜伝染病予防はもちろん、ここ最近、再度拡大傾向にある新型コロナウイルスの農場への持ち込みリスクの低減もきちんと実施しています。
バイオセキュリティ対策は、農場を守る基本的な事項です。ぜひご参考に。