より良い農場を目指すには

5年ほど前になるでしょうか。朝霧メイプルファームの丸山純さんから連絡をいただき、新宿は歌舞伎町で焼き肉を食べることになりました。そのとき、丸山さんはプレゼンテーション資料を広げ、農場の改善へのヒントを一冊にまとめたいと熱心に説きました。その熱意は、Dairy Japanでの連載、そして書籍『若い酪農家が奮闘して気がついたこと…』の発刊という形で実現しました。
前著発刊から3年。より実践的なミーティングの進め方や、農場の信念の形成方法、さまざまな読者からの質問への回答など大きく増補改訂し、『こうすれば農場はもっとうまく回る』を発刊することができました。
PDCAは常に回し続けてこそ、意味をなします。今回の増補改訂は、朝霧メイプルファームが旺盛にPDCAを回し続けていることの証でもあります。
そして本書の見どころの一つは、著者の表現手法にもあります。専門書の枠にとらわれない自由で、ユーモラスな表現は、読み物としても一読の価値があります。
本書を読めば、誰でもきっと農場をもっとうまく回すためのヒントが得られます。

ご購入はこちらから