北海道十勝管内のK牧場は、子牛の居住環境を少しでも良好にしようと工夫しています。
カーフハッチの置き場には屋根をかけ、ハッチ周囲が雨で濡れたり、雪が積もらないようにしています。
また、大型カーフハッチの飼槽には写真のようにカバーをかけ、乾草に雨が当たらないようにしています。
ちなみにこれらは、すべて廃材を利用したものだそうです。
投稿者: ItoHiroshi
酪農家ご婦人グループによる「チーズづくり体験講座」
「美留来(みるく)のゆめ」――留萌北部の天塩町、遠別町、宗谷南部の幌延町の3町の、酪農家のご婦人らによって、平成12年に設立された乳製品加工研究会です。
同会は25日、消費者交流と牛乳・乳製品の消費拡大を図ろうと「チーズづくり体験講座」を開催しました。
天塩町民を対象に呼びかけたところ、9名のご婦人が参加(うち3名は酪農家のご婦人)。
午前10時から午後3時まで、モッツァレラとストリングチーズづくりを体験してもらいました。
チーズづくり体験講座の後、ご主人の転勤により天塩町で暮らしている参加者の一人は、「もともとチーズは好きで興味があったし、せっかく酪農の町に住んでいるのだから、チーズづくりを体験してみたいと思いました。とても勉強になり、またつくってみたくなりました」と大満足の感想。
同会の会長である和田洋子さんも、「参加者の方々から、“これからも、こういう機会があれば、ぜひ参加したい”という声をたくさんいただきました。生産者と消費者が手を取り合える、貴重な体験でした」と十分な手応えを語ってくれました。
なるほど。臭気がない
上から目線
十勝で実践型の防疫訓練
「2011 十勝管内 家畜伝染病総合防疫訓練」が28日、十勝農協連家畜共進会場で行われました。
十勝管内の市町村、農協、NOSAI、普及センター、家保の畜産関係者、そして陸上自衛隊など150人以上が参加しました。
今回の訓練は、口蹄疫、豚コレラ、鳥インフルエンザが発生した場合に備えて、「実践に近い演習を」「参加者自身が防疫作業を行う実地・体験型の防疫訓練を」というものです。
午前は、グループに分かれて消毒ポイントの設営・運営の机上演習、午後は、消毒ポイントでの実際の作業・対応が行われました。
この訓練が現実とならないよう、病原菌の侵入防止の徹底を図ることが第一ですが、万一に備えて、こうした訓練も欠かせません。
訓練とはいえ、参加者からは終始、緊張感が伝わってきました。