GWを迎え、東京では暑い日が続いています。また春先は寒暖差の激しいく、気温の変化が牛にも人にも厳しい季節でもあります。
この時期頃から、ヒートストレスが酪農のテーマになり、とくに関東以西では長い期間、その対応に追われます。
暑熱対策には換気システムのカイゼンや直射日光の回避といった直接的な対策のほか、飲水・飼槽・牛床のカイゼン、飼料設計や添加剤の給与による飼養管理の改善など多くの手段が用いられています。そこで、5月下旬にお届けするDairy Japan6月号では、注目記事として「暑さに弱い牛を、暑くなる前に予測できるのか」をお勧めします。本稿はとくに高温多湿な東海地方で解析された暑熱期の反芻時間を、ホルスタイン種搾乳牛で解析したもの。
記事では反芻時間を分析することで、牛群内における暑熱に弱い牛を推定でき、本格的な暑熱期の前にこれを早期発見できる可能性について述べています。本格的な暑熱期が来る前に、ぜひチェックしてみてください。
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