酪農と養豚はウィン・ウィンの関係にある

Dairy Japan 3月号の「マイ・オピニオン」は、(有)ビィクトリーポーク(本社農場/仁木町、樽前農場/苫小牧市))の代表取締役であり、昨年8月に設立された北海道ホエイ豚協議会の会長を務める中岡勝氏のインタビューです。

ヨーロッパ等では、酪農と養豚は一つの地域に同居し、チーズの生産に伴って出てくるホエイの処理を、養豚が当たり前のように行なっているケースが多いそうです。
つまり酪農と養豚は本来、補完し合う関係にあるのです。

「北海道の乳業工場にとってはホエイの処理費の軽減につながり、養豚生産者にとっては北海道ブランドという地域性を出すことができる。つまり、お互いウィン・ウィンの関係になれる(双方が良い結果をもたらす)」と中岡氏は語ってくれました。

ちなみに(有)ビィクトリーポークは、北海道日高乳業(株)のホエイを自前のローリーで運んでいます。
(写真提供=(有)ビィクトリーポーク)

雪中での取材

晩のTMR調製――厳寒の十勝での取材です。
日は暮れて、雪がサラサラと降ってきました。

そうしたなかで写真を撮る場合、フラッシュを使うと、降っている雪が反射してうまくいきません。
だからフラッシュ無しで、カメラがぶれないように、脇を締めてカメラを構えて…。
しかも、レンズが濡れないように迅速に…。

というのが、この写真です。
27立米・ツインオーガー式、どデカいミキサーです。

ヒーター入り「踏み込み消毒槽」

家畜改良センター新冠牧場(北海道新ひだか町)の事務所入り口に設置されている「踏み込み消毒槽」です。
ヒーターを入れているので、真冬日(一日の最高気温が摂氏零度未満の日)が続く厳寒期でも、消毒液が凍結していません。

このヒーターは熱帯魚用のもので、ペットショップなどで買えるのだそうです。
同牧場内は同様のものを、各所に設置しているそうです。

中国語版、韓国語版、英語版の「口蹄疫」侵入防止対策ポスター

19日付け「DJニュース」にあるように、北海道は冬の観光シーズンを迎え、外国から多くの観光客が訪れることから、口蹄疫侵入防止対策を強化しました。

そして啓発ポスターとして、日本語版をはじめ、中国語版、韓国語版、英語版を作成しました。

ちなみに北海道を訪れる外国人観光客は、平成21年度上半期(4月から9月)で約27万人。国別では、台湾(27%)、韓国(24%)、香港(22%)、中国(12%)、シンガポール(4%)などとなっています(北海道観光入込客数調査より)。

今年もがんばろう!

でかい門松!
十勝管内の600頭規模の牧場です。
牧場も大きいですが、門松も大きい。
横の自動販売機、ドアと比較すると、いかに大きいかが、おわかりいただけると思います。

この門松を見て、牧場の発展、酪農の発展を祈りつつ、
「今年もがんばろう!」と思い、前向き思考が湧いてきました。