生産者のグチやボヤキも大いに結構

2月3日付DJニュース「サツラク青年同志会 創立50周年記念式典 開催」にあるように、そこでは記念講演が行なわれました。
その記念講演は「サツラクどうでしょう-ローカルから全国へ-」と題されたものです。
講師は人気TV番組(水曜どうでしょう)を産み出したディレクターらで、同志会員らも壇上に上がりユニークなディスカッション方式がとられ、いかにして消費者の心をつかんでいくか、などが話し合われました。

そのときの取材メモの一部です。

「自分達は良いものを作っている」という誇りがあり、それを仕事の目的の一つとしている。
そのことを消費者に、なかなか知ってもらえない。
でも、知ってもらうことは、ちょっとしたきっかけを作っていくことで可能となる。
それにはまず、生産者、作り手の想い、その商品の特徴を、こだわっている感を出しながら、どんどん発信していくこと。
草の根(口コミ)、ブログ、商品パッケージなどを使って発信していく。
その際、作っている人の空気感を出すこと。
そして、グチやボヤキも大いに結構。
生産者、作り手がグチやボヤキを発信すると、(今の時代は)多くの消費者から共感を得ることもたくさんある。