牛乳が6日にコップ1杯?!

3月27日、帯広市で”新たな時代を生き抜く農場の経営戦略に迫る”ということを
テーマとして「十勝酪農フォーラム2012」が行なわれました。
その会場となった農協連ビルのエントランスには
写真のような食料供給に関する展示があります。

日本は、食生活の変化も影響し、食料自給率は減少の一途をたどり、
今では食料の6割を輸入に頼っています
(カロリーベースで昭和45年度食料自給率:60%、平成15年度:40%)。
それに加え、国民の約8割が将来の食料供給に不安を感じています。
そんななかで輸入が止まったらどんなことが起こるのでしょうか…。

農水省では「いざという時のために―不足時の食料安全保障について―」を掲げています。
写真は、その中に示されている三食例(国内生産物のみで)です。
今ではいつでも買えて飲める牛乳は、6日でコップ1杯しか飲めないそうです。

これを見ると、改めて第一次産業が国民の生活を支えているのだと感じます。