柔軟な考えで、良質なサイレージをつくる

雨が続き、2番草の刈り取りも遅れに遅れる最中、
デントコーンの根腐れ病の蔓延も心配されている十勝管内。
同管内にあるK牧場では、早めに刈り取ったデントコーンで、
写真ように、ある工夫をされていました。

同牧場では今年、デントコーンの収穫量が多かったため、
バンカーサイロに入りきらない分をスタックサイロで積み上げ、
その頂上にラップサイレージをきれいに並べて乗せています。
これは、収穫量が多くスタックサイロが高くなったことで起こる
タイヤショベルでの鎮圧の甘さをうまくカバーできるということ。
こうすることで、良質なコーンサイレージができるそうです。

普段とは違う状況になったときでも、まわりにあるものを利用して融通が利くと、
それだけで強いなと思いました。