編集部の日常、感じたことを書いています

お水の大切さ

弊社が新たに初めたウェブサイト『らくコネ』はご覧いただいておりますか? さまざまな情報をテキストベース、そして動画でも発信しておりますので、まだご覧になっていない方はぜひアクセスしてみてください。また酪農に関する疑問に答える企画もご用意していますので、同サイトの「お問い合わせ」から気軽に質問を投げかけてください。

さて、寒暖差の激しい季節です。GWを過ぎたというのに雪の便りが聞こえてきたり、真夏日の報道があったりと衣替えをしてよいのか判断が難しい時期でもありますね。
しかし着々と夏が近づいているように感じます。

ふと写真を整理していると、とある牧場の水槽を写した写真が出てきました。毎日ていねいに清掃された水槽はいつもピカピカ。撮影のときだけ清掃したのでは、この写真のようにはならないと思います。いつもきれいな水槽なら、乳牛達も気持ち良く、満足いくまで飲水できることでしょう。ヒトに例えるなら、水槽はコップやマグカップのようなものでしょうか。汚いコップやマグカップでは、水やお茶を飲む気になれないですよね。

これから本格的な暑さを迎えます。暑いときに限った話ではありませんが、水は泌乳はもちろん、乳牛の生体維持にも欠かせない大切なものです。そして暑熱期には、平時以上に多くの水を求めます(私も夏の飲水量は多くなります)。ぜひきれいなコップ、マグカップでおいしい水を飲んでほしいですね。

DIYで牛舎を快適に

先日取材した香川県のTさんは空いた牛舎を借り酪農をはじめて2年目になります。
牛舎の改修や飼養方法を試行錯誤しながら奮闘していました。

取材中に教えてくれたのがこちらのライト。

以前の牧場主さんは暗くなると牛舎内でランタンを持ち移動していたそうで、約1万円の材料費で自身で取り付けたそうです。
新規就農したてでコスト削減も考慮し、牛舎を明るくすることができたと笑顔を見せてくれました。

チームで対処

こんにちは

先日取材に行った栃木県のS牧場では獣医師と削蹄師が一緒に蹄病診療にあたるそうです。

獣医師や削蹄師だけではできないことなどを一緒になって動くことでスムーズな治療ができると言います。
そこに酪農家も加わることで、牛の様子などを細かく共有して治療にあたっていました。

チームで取り組むことが経営や牛にどんな影響を与えてくれるのかはDairy Japan5月号をぜひご覧ください。

見てすぐわかる優れもの!

先日取材で訪問したF牧場。
哺育舎に入ると目に飛び込んできたのは見覚えのある”アレ”でした!

Dairy Japanで大好評の「酪農学習シート」です!

従業員さんが自主的に掲示したという学習シートは、
マグネット付きのプラスチックのケースに入っており、作業中のふとした時に手に取って確認してるそうです。

毎回違った内容を、誰にでもわかるようなイラストにまとめた「酪農学習シート」は
牧場内の必要な場所に掲示するも良し。ファイリングして保管するも良し。
「これってなんだっけ?」そんなときに確認すれば管理につながるポイントが見つかること間違いなしです!

皆様も是非ご活用ください。

エサを喰わせるために

 

こんにちは。

DairyJapan本社のある東京都は、冬にもかかわらずコートがいらないほどの温かい日があったり、かと思えば布団から出たくなくなるような寒い日があったりと寒暖差の大きさを感じます。

皆様、体調にはますますお気をつけください。

さて今回は、静岡県のF牧場に取材に行った際に拝見した取り組みをご紹介します。

1群管理で1回給与のF牧場はエサを喰わせるために1度にすべてのエサを押すのではなく、1時間で食べたぶんだけエサを押すといいます。

こうすることでヨダレのついていない新鮮なエサが常に牛の前にあり、牛が新鮮なエサを食べられる状態を保っています。

エサを喰えることで移行期の体調変化や、産後BCSが落ちにくいことにつながっているそうです。

 

そんなF牧場の取り組みはDairyJapan2月号で詳しく紹介していますので、ぜひご一読ください。