農家のニーズに対応するために、可変径式TMR成形密封装置

2012 年 9 月 11 日

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(独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターと新農業機械実用化促進(株)は9月11日、(地独)北海道立総合研究機構農業研究本部 根釧農業試験場にて、「可変径式TMR成形密封装置(開発機)に関する現地検討会」を開催し、行政や研究機関、農協関係者、生産者など、約50名が参加した。
検討会では、コーンサイレージの現状や開発機についての講演が行なわれ、その後には実演会も行なわれた。

この開発機は、従来の細断型ロールベーラの、1.高密度梱包が可能、2.梱包作業の自動化が可能、という特徴に加えて、TMRを給飼する各農家のニーズに合わせ、希望に合う異なる直径または質量のロールベールに成形・密封できる梱包装置とすることをねらいに開発された。
上の写真は、(右)大径:760kg設定で成形、(左)小径:直径90cm設定で成形したもの。

今回の検討会において、参加者から寄せられた意見などをもとに、年度内の実用化を目指すとしている。

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