酪農経営安定対策事業に311億円 25年度概算要求

2012 年 9 月 7 日

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農林水産省は9月6日、平成25年度農林水産予算概算要求の概要を発表した。発表によると25年度の農林水産予算概算要求総額は2兆1727億円で24年度比106.6%となった。このうち酪農経営安定対策事業は311億6100万円となった。

酪農経営安定対策事業のうち加工原料乳生産者補給は223億5300万円で2億1800万円増、チーズ向け生乳供給安定対策事業は87億6700万円でほぼ横ばい。このほか加工原料乳の価格が低下した際の補填助成として加工原料乳等生産者経営安定対策事業、新たな生乳需給安定化手法の開発を支援する事業などが計上された。

牛乳乳製品でメタボ予防 j-milkがリーフレット公開

Filed under: — maetomo @ 8:57 AM ニュース

日本酪農乳業協会(j-milk)は9月6日、「牛乳乳製品でメタボ予防」<気になるお腹まわりもすっきり健康美を目指そう!>を公開した。同リーフレットは「牛乳乳製品摂取とメタボリックシンドロームに関する横断的研究」(2010年)の結果を、女性を対象に分かりやすく表現したもの。

リーフレットによれば、牛乳乳製品を1日260ml以上摂取する女性は、1日100ml以下しか摂取しない女性に比較してウエストは2cm細く、BMIは0.4ポイント低かった。またメタボリックシンドロームの割合は4割低かった。

男性についても同様で、摂取量の多い男性(1日300ml以上)ではメタボリックシンドロームの割合が2割低かったとしている。

オンファーム・カルチャー

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

十勝管内のY牧場を訪問したら、事務所に「生うに」の発泡スチロール箱が置いてありました。
何かと思って尋ねたら、それは、乳房炎を発見したときに牧場で乳房炎乳を培養し、原因菌に基づいて治療方法を決定する「オンファーム・カルチャー」の培養器の手作りカバーでした。

「乳房炎原因菌の特定は、検査に出して結果が帰ってくるまでに通常3日、菌種によって4日かかることもある。その間に、乳房炎がどんどん進んでいく場合もある。自分で培養すると、遅くても48時間で判定できるし、それによって薬剤の選定を素早くできる」とYさん「オンファーム・カルチャー」の利点を話してくれました。

また、「ただ単に牧場で培養するだけではダメ。下手すると大きな間違いにつながる可能性もある。その牧場の傾向をきちんと把握して取り進めることが大事だ」と注意点も加えてくれました。

「オンファーム・カルチャー」について詳しくは、Dairy Japan 2012年2月臨時増刊号「乳房炎の防除–乳質向上と免疫力アップ–」をご覧ください。

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