1000年続く農を求めて:全国コントラクター等情報連絡会、開かれる(続)

2013 年 1 月 11 日

Filed under: — admin @ 3:40 PM セミナー報告,ニュース

既報、全国コントラクター等情報連絡会は11日、三重県鈴鹿市内にある有限会社ドリームファームスズカの飼料イネWCSストックヤード等を視察した。

同ファームは水田経営などとともに、東海地区では最初に飼料イネWCSの生産に取り組んだ。現在は耕畜連携水田活用対策事業により専用収穫機を導入し、約30ヘクタールの栽培管理、収穫調製、保管、県内外の酪農場への販売まで行なう、完全流通型の飼料生産体系を確立している。

ラップサイレージの製品ごとの生産履歴の明示はもとより、畜産草地研究所などとともに現在、タッチパネル操作で行うタブレット端末型の国産飼料生産履歴流通管理システムを開発中で、そのデモンストレーションも行われた。

飼料イネは補助金に依存する部分が大きいが、同社ではさらに生産コストの低減を図り、補助金が低減しても採算が合う事業にするとして位置づけている。そして、畜産農場との連携をより強化し、圃場から畜産物までのトレーサビリティを担保することで、飼料イネを食べさせた畜産物の価値を創出し、1000年続く農業を理念としている。(文責:関東支局)

良質乳生産の取り組み

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

Dairy Japan 2月号のルポ特集は、
「良質乳生産の取り組み」です。

「良質乳生産の取り組み」は周知のとおり、
地域をあげて取り組まなければならないものですが、
その際、農協はじめ関係機関の役割は大きいですね。

今回の取材でお世話になったJAは、さらなる良質乳生産、
そして廃棄乳削減対策プロジェクトに取り組んでいます。
そのプロジェクトの担当者は、
乳房炎が生産性や繁殖性などにいかに大きく影響しているか、
また廃棄乳の経済損失がいかに大きなものであるかを強調し、
「牛が健康なら経営も健康だと常々思っている」と熱く語ってくれました。

取材させていただいたのは、体細胞数は毎年10万以下で、
しかも廃棄乳(検定乳量と出荷乳量の差)は0.7%と極めて少ないM牧場。
上の写真は、M牧場の砂のベッドです。
「砂のベッドはカウコンフォート、牛体の清潔、そして乳質に大きく貢献している」
とMさんは説明してくれました。

詳しくはDairy Japan 2月号で。

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