ラクトフェリンのウイルス感染性胃腸炎への効果に関する報告を考察

2013 年 1 月 7 日

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森永乳業株式会社は1月7日、ラクトフェリン摂取によるノロウイルスを含むウイルス感染性胃腸炎に対する臨床試験結果およびそのメカニズム解明に関する基礎研究結果をまとめ、考察を発表した。
これによると、
1)5歳未満の保育園児に、ラクトフェリン含有食品(LF400mg入り錠菓)を16週間摂取させた結果、ノロウイルス感染性胃腸炎の発症率は、非摂取群が45人中7人であったのに対し、摂取群は46人中2人と有意に少ない結果となった。また、摂取群の2人の感染者においても検出強度が弱く、感染量が少ないことが示唆された。
2)5歳未満の保育園児に、1日当たりラクトフェリン100mgを含むヨーグルトまたは錠菓を12週間摂取させた結果、ロタウイルス感染性胃腸炎の発症率に差は認められなかったものの、ロタウイルス感染性胃腸炎を発症した園児の嘔吐、下痢の頻度(回数)と期間(日数)は、摂取群で非摂取群に対して有意に少ない結果となった。
など、となった。
詳細は以下、森永乳業株式会社ホームページ上の「ニュースリリース」を参照。

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