日本初のHACCP推進酪農場は群馬県の山崎農場

2012 年 4 月 2 日

Filed under: — admin @ 4:46 PM ニュース

中央畜産会はこのほど、HACCP農場の第三次受付を行なったが、群馬県昭和村の農事組合法人・山崎農場(約300頭)が、酪農(乳用牛)で日本初の「推進」を受けた。

推進期間は2年間。この間にさらに専門家による指導を受けるなどステップアップさせ、衛生管理に磨きをかけて「認証」にチャレンジすることができる。事務局(中央畜産会)では、酪農は搾乳などがあり、人と施設の作業体系が複雑で、農場側にとっても、認証する側にとっても、ハードルはかなり高いほうだとしている。

*HACCP=危害分析重要管理方式。7つの原則と12の手順が示され、その条件を満たすことが必要。
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「乾乳期間短縮」に関するワークショップを6月に開催:帯広畜産大学

Filed under: — djito @ 8:35 AM セミナー開催案内

帯広畜産大学は6月に、第14回「畜産衛生に関する帯広ワークショップ」を下記の要領で開催する。
今回のワークショップは、近年、注目されている乳牛の乾乳期間の短縮に関する研究成果をテーマとし、国内外から3名の講師を招いての講演。

テーマ:乾乳期間の短縮は周産期疾病を減少させ繁殖性を改善させるのか?

日時:6月23日(土) 13時から17時半(12時受付開始)

場所:帯広畜産大学・大講義室

講演内容:
「乳牛における乾乳期間の短縮が分娩前後の栄養代謝生理とその後の繁殖成績に及ぼす影響」
Ric Grummer氏(米国ウィスコンシン大学名誉教授)
「乳牛の乾乳期間短縮によるストレス軽減と乳生産」
中村正斗氏(北海道農業研究センター)
「乳牛の乾乳期間短縮による繁殖と乳生産」
小山毅氏(根釧農業試験場)

参加費:3000円(受付時に支払う)

情報交換会(懇親会):19時から21時 参加費5000円(受付時に支払う)

参加申し込み方法:ワークショップのHPから申込書をダウンロードし、メール添付またはファックスで申し込む。
HP:http://www.obihiro.ac.jp/~fcasa/workshop_top.html
E-mail:workshop2012@obihiro.ac.jp

問い合わせ:
帯広畜産大学・畜産フィールド科学センター
「畜産衛生に関する帯広ワークショップ事務局」
コーディネータ代表・木田克弥、担当・佐々木
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654

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