ビニールで囲ったペンで子牛は清潔・快適

2010 年 2 月 12 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

網走管内のH牧場は、子牛ペン(柵)の周りをビニールで囲い、子牛にとって清潔で快適な環境を与えています。
これにより、子牛同士の接触もなく、換気も良く、隙間風の心配もありません。

もちろんビニールは、汚れたり、新しい子牛が入るごとに、新品に交換します。
ビニールの交換は、適切な長さに切って、ビニールハウス用のパッカーで止めるだけなので簡単です。

冬は上にヒーター、前方もビニールで囲うので、暖かくて快適です。

小岩井乳業の新社長に布施孝之氏が内定

2010 年 2 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 4:42 PM ニュース

小岩井乳業株式会社は2月10日、取締役社長交代の内定を決めた。新社長には布施孝之氏(現:キリンビール株式会社・営業本部近畿圏統括本部大阪支社長)が内定。
布施氏は3月30日開催の定時株主総会と取締役会での承認後、取締役社長に就任予定。
なお、現取締役社長である澤倉光仁郎氏は、キリンビール株式会社本社に復帰予定。

森永乳業 22年3月期第3四半期は増収増益

Filed under: — maetomo @ 4:37 PM ニュース

森永乳業株式会社は2月10日、平成22年3月期第3四半期決算短信を発表。同社の連結売上高は4579億4700万円(前年同期比100.6%)、四半期純利益99億1600万円(同194.9%)と増収増益だった。
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畜産大賞に鳥取県畜産農業協同組合

2010 年 2 月 8 日

Filed under: — maetomo @ 5:58 PM ニュース

鳥取県畜産農業協同組合・鎌谷一也組合長

鳥取県畜産農業協同組合・鎌谷一也組合長


 社団法人 中央畜産会は2月8日、都内で平成21年度畜産大賞業績発表・表彰式を開催した。今年度の畜産大賞に選ばれたのは、鳥取県畜産農業協同組合で演題は「農業・畜産の“センチュリープラン(百年計画)”」≪地域畜産振興部門≫。
 同組合は組合員酪農家のヌレ子のほ育・育成・肥育・加工に取り組み、京都生協との産直事業を通じて組合員の副産物付加価値形成を図ることに成功してきたほか、生協との交流拠点として「COOP美歎(みたに)牧場」の整備など積極的な投資を行いながら生産から販売の食肉の一環したフードチェーンを確立し、組合員の所得確保に貢献したきた。さらに、遊休水田を利用した稲発酵粗飼料(WCS)の生産に取り組み、畜産農家に供給するとともに、堆肥を水田に還元する資源循環型農畜産業構築に取り組んでいる。この稲WCSは(有)TMR鳥取で食品製造副産物などとともにTMR化し、酪農家や肥育農家、直営農場で利用している。 (more…)

エキナカ(駅中)に「ミルクバー」誕生

Filed under: — admin @ 4:06 AM 業界情報

JR東日本グループの「駅を中心に、あらゆる人が集い、楽しむ空間」がテーマの
駅構内の「エキナカ(駅中)=ecute(エキュート)大宮(埼玉県)」。
ここは駅構内に広がる大きなマーケット。

書店、パン屋、ショップやレストランがあり、終日、乗車客で賑わっている。
その一画に、「Milk bar & Baked Donut」が開店。

ドーナツと相性の良いのはミルク、ぜひ一緒に飲んで欲しいと
4つのプラントの牛乳、ドリンクヨーグルトとアイスを楽しめる。
牛乳は、北海道の興部「ノースプレインファーム」、
長野県の「市田牛乳」、岡山県の「蒜山牛乳」、石川県の「能登ミルク」。
いずれも産地から直接仕入れ、販売するもの。

同社では、農場自慢の牛乳を募集しているので、
これはどいう方は、同社へ。
http://www.flags.jp/mbd/index.html

1人1時間当たり何リットル搾っていますか?

2010 年 2 月 6 日

Filed under: — djito @ 11:18 AM セミナー報告

石狩乳検協会地区別研修会が2月5日、石狩管内北広島市で開催された。
今回は、菊地実氏(きくち酪農コンサルティング)が「発見・発掘/石狩の酪農力」と題して講演した。

講演のテーマである「発見・発掘」とは、「経営規模や経営形態にかかわらず、各農場には大きな可能性がある。それを発見・発掘しよう」というメッセージが込められているもの。

菊地氏は、「これからの酪農経営は、農場の効率の善し悪しが経営を左右する。規模の大小にかかわらず、1人がいくら生乳を搾ったか=1人で乳牛何頭を管理したか=1人1時間当たり何リットルの生乳を生産したか、という効率を分析したほうがいい」
「繋ぎ飼いの場合は1人1時間当たり60から120リットル、放し飼いの場合は80から160リットルと、それぞれ2倍の違いがあるのが現実だ。また、放し飼いでも、繋ぎ飼いよりも効率が悪い場合もたくさんある」
と、効率を考えることの必要性を解説した。

また、「ロスを少なくするために」として、以下に分けて、それぞれ詳しく解説した。
【乳のロス】
1 搾ったけれど乳房炎に入らない
2 食ったエサが乳になっていない
3 乳房の中の乳を合理的に搾っていない
【牛のロス】
1 死んでしまった
2 死んだも同然

子牛の今の環境温度は何度ですか?

2010 年 2 月 5 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

寒い日が続いています。
北海道は昨日、各地で今季の最低気温となり、上川管内占冠村で氷点下34.4℃、十勝管内陸別町で同30.9℃、釧路管内弟子屈町川湯で同30.1℃など、道内で2年ぶりに氷点下30度台を記録しました。

2月3日付けのDJニュースにあるように、全酪連「酪農セミナー2010」が2月2日に札幌市で開催されました。
そのなかで「子牛に対する環境ストレスの影響」として、子牛の臨界温度(=体温を維持するためにエネルギーを費やさねばならない環境温度)の話がありました。

子牛の臨界低温は、21日齢以下では15℃、21日齢以降は5℃で、環境温度がそれ以下になると、暖かく保つために必要なエネルギーが増加するそうです。
逆に臨界高温は25℃で、環境温度がそれ以上になると、涼しくするために必要なエネルギーが増加するそうです。

エネルギー要求量が増加すれば、その分を補給しなければ、子牛の平均日増体は減少し、健康が損なわれます。
ちなみに体重45kgの子牛の維持要求量を代用乳粉末で見ると、気温16℃で380gに対し、氷点下18℃では730gと2倍近くになるそうです。

全酪連「酪農セミナー2010」開催中

2010 年 2 月 3 日

Filed under: — djito @ 6:53 PM セミナー報告

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)の「酪農セミナー2010」が2月2日、札幌市で開催された。
その後、仙台市、熊本市、名古屋市、岡山市、東京で開催される。

今回は「母牛と子牛の移行期‐乳牛の生涯における3つの移行期‐」と題して、米国イリノイ大学のジェームズ・ドラックレイ教授が講演。

乳牛の生涯における3つの重大な移行期とは、
○誕生(胎児から子牛へ)
○離乳(反芻前状態から反芻動物へ)
○周産期/移行期(妊娠から泌乳へ)

胎児、出生、子牛、乾乳、分娩を、乳牛の生涯にとって重大な時期としてとらえ、しかも母牛・子牛双方への影響を考慮した、最新の栄養・飼養管理を解説している。

ホクレン家畜市場:1月の初妊牛相場は52万4000円と強含みで推移

2010 年 2 月 1 日

Filed under: — djito @ 2:11 PM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・1月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

1月については、春産み中心の出回りとなったことで、平均価格52万4000円(前月に比べて3万3000円高・前年同月に比べて1万1000円安)と強含みで推移している。

2月についても、引き続き春産み中心の出回りとなることから、堅調な相場展開が予測される。

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