カラダとココロに伝わるミルクの力:雪印メグミルク(株)

2016 年 7 月 21 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース,新商品,発表会

雪印メグミルク(株)は7月21日都内で、平成28年秋季新商品発表会を開催した。新商品発表会にあたり、常務執行役員の板橋登志雄氏は「ガセリ菌SP株ヨーグルトは、機能性表示商品としての発売以前との売上比較において、カップタイプで約5倍、ドリンクタイプで約3.5倍と、市場での大幅伸長を実現した。この拡大を受け、ドリンクタイプについては生産設備を約2倍に増強、8月より本格稼働することでさらなる拡大につなげたい。また、独自の商品価値と容器の利便性で新たな価値を提案するボトラッテシリーズについても、現在発売後3カ月だが市場拡大に貢献している」と、健康意識の高まりへの対応と新たな価値提案への取り組みの成果について述べた。
同社は重点新商品として、ボトラッテシリーズの3品目となる「BOTTLATTE コーヒーリッチ」を、また牛乳販売店宅配専用商品で初の機能性表示食品となる「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト 宅配専用/恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」を紹介した。ほかにもチアシードと白桃果肉の甘い香りが楽しめるヨーグルト「チアシードライフ白桃」や、バター風味を楽しめるカロリーを50%カットしたネオソフト「ネオソフトバター風味カロリー50%カット」、業務用ソフトチーズの新シリーズ「お手軽チーズソフトゴーダチーズ入り/クリームチーズ入り」などが紹介された。
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最優秀賞に芹川恵介さんと芳賀ひとみさん:全国酪農青年女性酪農発表大会

2016 年 7 月 15 日

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全国酪農青年女性会議および全酪連は7月14~15日、名古屋市内で第45回全国酪農青年女性酪農発表大会を開催した。
酪農経営の部では「酪農の魅力『ゆとり』を作り出す酪農経営」を発表した熊本県の芹川恵介さんが最優秀賞に選ばれた。芹川さんは、作業と経営の効率化の両立を目標に、さまざまな先進技術を導入し活用するなどして、家族経営に大きなゆとりを生み出していると評価された。
また、搾乳ロボットをいち早く自らの基本技術として習得し、省力的な規模拡大を実現している、「この時間も牛たちは搾乳されています」を発表した愛知県の森富士樹さんに対して、審査員特別賞が授与された。
酪農意見・体験発表の部では、自家の経営を周囲の助けを借りながら客観的理論的に分析し、自分の経営をしつつあるところなどが評価され、「ひとみ25歳で経営主になる」を発表した北海道の芳賀ひとみさんが最優秀賞に選ばれた。

ヨーグルト・デザート好調で増収増益:雪印メグミルク(株)

2016 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:50 PM ニュース,発表会

 雪印メグミルク(株)は5月12日、都内で平成28年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は5783億2800万円(対前期増減率+5.2%)、営業利益140億400万円(同+49.3%)と、増収・大幅増益だった。乳価やロジスティクス費用のコストアップに対し、販売価格の見直しに加え積極的な広告宣伝や販売促進費用を投入したことなどが、主な増益要因としてあげられる。
 セグメント別に見ると、乳製品、飲料デザート類において増収増益となった。とくに飲料デザート類においては、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」をはじめとするヨーグルトの販売拡大に加え、デザートの販売も好調に推移し、製品構成が改善され大幅な黒字化を実現した。一方で飼料種苗は、酪農家戸数の減少を背景に減収減益となった。
 また、今後の取り組みの重点カテゴリーとして、ヨーグルト、チーズ、機能性食品事業をあげた。具体的には、ガセリ菌SP株ヨーグルトを中心としたプロバイオティクスヨーグルトの売り上げの拡大、阿見工場の最大活用、マーケティング活動など継続的な経営資源の投入、新規分野(機能性食品事業)の事業拡大などがあげられた。

プロバイオティクス好調に推移:(株)明治

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:10 PM ニュース,発表会

 明治ホールディングス(株)は5月11日、都内で平成28年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は1兆2237億4600万円(対前期増減率+5.4%)、営業利益777億8100万円(同+50.9%)と、増収・大幅増益だった。
 ヨーグルト、牛乳類、乳飲料をはじめとする発酵デイリー事業において、「明治プロビオヨーグルトR-1」は2015年10月および11月に発売した新商品が売り上げ拡大に寄与し、2015年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトPA-3」は当初の売上目標を大幅に上回った。牛乳類の主力である「明治おいしい牛乳」は、料理素材としての活用を訴求する継続的な取り組みも奏功し、全ラインアップにおいて前期を上回った。
 加工食品事業におけるナチュラルチーズは、カマンベールチーズの伸長がけん引し前期を大幅に上回り、プロセスチーズにおいてもスライスチーズが好調に推移し前期を上回った。
 なお、平成28年3月期の集乳量は全国で133万6000t(前年対比99.5%)であり、うち北海道が85万9000t、(同99.9%)、都府県が47万6000t(同98.8%)であった。

牛の繁殖成績を向上させよう!:家畜人工授精優良技術発表全国大会

2016 年 2 月 17 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:30 AM ニュース,発表会

一般社団法人日本家畜人工授精師協会は、2月16日都内で、第44回家畜人工授精優良技術発表全国大会を開催した。同大会は、昨年に引き続き「牛の繁殖成績を向上させよう!」をテーマとし、繁殖成績の改善に資するとともに優秀繁殖技術の普及啓発を図ることを目的とする。
今回は家畜人工授精において第一線で活動している10名が全国から集まり、優良技術の発表を行なった。

本大会の優秀賞である西川賞は「JA家畜人工授精師として地域の和牛振興に携わって」を発表した山口県の中山友希氏と、「ピーク乳量に応じた授精開始適期の検討」を発表した北海道の岡田博史氏が受賞した。
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最優秀賞に山下雅博さんと富安麻紀子さん:酪農青年女性発表大会

2015 年 7 月 17 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:30 AM ニュース,発表会

北海道の山下雅博さん

北海道の山下雅博さん


熊本県の富安麻紀子さん

熊本県の富安麻紀子さん


全国酪農青年女性会議および全国酪農業協同組合連合会は、7月15・16日、都内で、第44回全国酪農青年女性酪農発表大会を開催した。 酪農経営の部、酪農意見・体験発表の部で、それぞれ6名ずつ発表が行なわれた。
酪農経営の部では「道北地域に根差した季節繁殖経営を目指して」を発表した北海道の山下雅博さんが最優秀賞に選ばれた。審査講評ではここ数年でも悩ましい審査となったとし、国産粗飼料を適切かつ安定的に確保しているかどうか、高品質はもちろんのこと、低コスト生産の実現に向けて積極的に技術革新、新たなイノベーションの導入に取り組んでいるかどうか、ゆとりある酪農を実現するとともに地域の酪友を増やす活動を積極的に行なっているかどうか、この三つの観点を総合的に考えたとした。
酪農意見・体験発表の部では、「酪農! この愛すべき天職」を発表した熊本県の富安麻紀子さんが最優秀賞に選ばれた。審査講評では、目標と夢の実現性という点で就農希望者に勇気を与え、酪農の新たな魅力を引き出す可能性を含めた活動を行なっているとした。また酪農教育ファーム活動の草分けとして長年酪農の魅力を発信し続け、さらに新たな夢を実現しようとする若さを分け与えてくれたとして、北海道の竹田千鶴子さんの発表「~人をつくる~ひとすじの道で…伝えたいこと」に対して、審査員一同から特別賞が授与された。

平成26年度家畜診療等技術全国研究集会授賞式

2015 年 2 月 27 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:30 PM ニュース,発表会

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2月26〜27日都内で、平成26年度家畜診療等技術全国研究集会が開催された。今回の農林水産大臣は、「傍正中切開による子牛の尿膜管摘出手術」を発表した兵庫県の笹倉春美氏(NOSAI兵庫 阪神基幹家畜診療所)が受賞した。農林水産省経営局長賞は、北海道・小川輝氏、山形県・矢口尚子氏、宮城県・坂井靖氏、鹿児島県・内山健太郎氏、新潟県・広井信人氏、北海道・西川晃豊氏の6名が受賞。吉田賞は愛媛県・杉山美恵子氏、奨励賞は宮崎県・上松瑞穂氏、岡山県・若槻拓司氏が受賞したほか、11名に農業共済協会長賞が贈られた。

優秀な経営および経営改善の発表の場

2014 年 3 月 27 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:30 PM ニュース,発表会

 

村山昭雄さん・裕子さん

村山昭雄さん・裕子さん

村田一浩さん(左)

村田一浩さん(左)

公益社団法人中央畜産会は、326日、都内で、平成25年度全国優良畜産経営管理技術発表会を開催した。

本発表会は中央畜産会の会員(166組織)等が行なう支援活動を通じて明らかにされた優秀な実績を収めている経営および経営の課題解決のための取り組みを行なっている畜産経営等を表彰し、経営の成果を広く紹介して、畜産経営の改善に資することを目的に開催するものである。今年度は、会員による選考の結果、推薦された12事例のなかから書類選考ならびに現地審査を経て8事例が選定された。事例発表は以下のとおりである。

 

・苦農から酪農(楽農)への道のり酪農歴50年を目指して 北海道 酪農 村山昭雄さん、裕子さん

・植生改善で乳量アップ既存経年チモシー牧草地へのペレニアルライグラス追播による植生改善 北海道 酪農 村田一浩さん

・耕畜連携による粗飼料生産が経営改善の糸口になる 秋田県 肉用牛繁殖 佐藤弘さん

・水田活用で広がるドリームファームの歩み~「常陸牛」率100%一貫経営~ 茨城県 肉用牛一貫 ドリームファーム 佐藤宏弥さん

・環境問題に取り組みながらHACCPを取り入れた、私の養豚経営 長野県 養豚 有限会社中村ファーム 中村秀司さん、中村由美子さん

・カドワキ流一貫経営 4本の矢で父の遺志を受け継ぐ6次化への道 三重県 肉用牛肥育 有限会社三重カドワキ牧場

・自分の肥育素牛は自分で造る。肥育経営から始める、和牛繁殖・肥育一貫経営 広島県 肉用牛一貫 向牧場

・人・鶏・環境にやさしい経営による地域農業の活性化を目指して 大分県 採卵鶏 有限会社鈴木養鶏場

 

上記のうち、酪農経営においては、北海道の村山昭雄さん、裕子さんの発表事例が最優秀賞、北海道の村田一浩さんの事例が優秀賞を受賞した。

 

審査委員長の岡山大学大学院環境生命科学研究科、横溝功教授は「村山昭雄さん、裕子さんの経営は、経営主の不慮の農作業事故から負債が固定化したが、放牧酪農研究会への参加を機に経営努力をし、固定化負債問題から脱却した。評価する点は、1.放牧を通じて、乳牛、土壌、草の個別技術を統合し、放牧に合致した草作りに成功していること、2.放牧地で牧道、給水施設を設置することにより、牧区移動がスムーズになったこと、また、放牧により、牛体が清潔に保たれていること、3.飼料給与の改善、4.健康な経産牛の飼養、5.総労働時間の低減、6.所得率の上昇による収益性の高い経営の実現、7.常に経営情報を交換し、問題の早期発見し、経営改善につなげていること、8.新規就農者の受け入れに積極的であること、以上8点があげられる」と審査講評で述べた。また、村田一浩さんの事例については、「草地改善、乳牛の飼養管理の努力が乳飼比32%と低コスト生産を実現している」と講評した。

ミルクは無限の可能性を秘めている:雪印メグミルク(株)春季新商品発表会

2014 年 2 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:30 PM ニュース,新商品,発表会

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雪印メグミルク(株)は、2月20日、都内で、平成26年春季新商品発表会を開催した。新商品発表会にあたり、取締役執行役員小西寛昭氏は「酪農乳業界は、生乳生産の減少やTPP等、不透明な環境にある。一方、消費環境は、高齢化や健康志向が一層強まりつつあり、牛乳乳製品の大きな潜在的ニーズ・チャンスがある。ミルクの価値創造、乳酸菌の価値浸透を強力に推し進めて、ミルクの価値を商品として広げていくことが私達の使命であり、ミルクは無限の可能性を秘めていると考えている。この春より、牛乳乳飲料と発酵乳に重点を置いて、ミルクの可能性・価値を、商品の力として具現化し、展開していく。『あなたのお気に入りが、きっとある。雪印メグミルク。』は、平成26年春季新商品ラインナップとともに、私達の取り組みを伝えるメッセージである」と述べた。

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新商品および改良品として、当社の人気商品である「恵megumi」のドリンクタイプで、手にフィットしやすく飲み切りやすいボトルの「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルトドリンクタイプ」「恵megumiビフィズス菌SP株カプセルヨーグルトドリンクタイプ」「恵megumiガセリ菌+グルタミンヨーグルトドリンクタイプ」をはじめ、生きたビフィズス菌SP株が手軽にとれるミルク「ビフィズス菌入りミルク」や、おつまみにぴったりな「さけるチーズほたて味」、レンジで温め練ることでびよ~んと伸びる、もっちり触感のチーズ料理「アリゴ」、そして業務用製品として、野菜に合うマイルドな風味の「クリームチーズスプレッド100」、塩分控えめで、いろいろな料理に合う「クリームチーズをどうぞ」など、さまざまな商品が紹介された。

第一線での活動の成果:家畜人工授精優良技術発表全国大会

2014 年 2 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM ニュース,発表会

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一般社団法人日本家畜人工授精師協会は、213日、都内で、第42回家畜人工授精優良技術発表全国大会を開催した。本大会は家畜人工授精の第一線での活動の成果、知見、調査研究についての発表の場であり、実践的かつ直接的な活動評価に結び付く大会となっている。今回は家畜人工授精において第一線で活動している11名が全国から集まり、優良技術の発表を行なった。

 

本大会の優秀賞である西川賞に輝いたのは「黒毛和種牛におけるメトリチェックによる膣粘液スコアと受胎率との関係」を発表した宮崎県の永住公さんと、「ホルスタイン種未経産牛の育成発育調査~養老牛乳牛改良同志会の取り組み~」を発表した北海道の中條匡晃さんであった。

 

選考委員の中尾敏彦氏は講評で、「永住公さんの発表は、生産現場における受胎率向上対策として有効的なものであった」と述べた。また、中條匡晃さんの発表については、「近年、とくに育成期の栄養状態が、分娩後の健康、生産性、繁殖性に、長期間にわたって重要な影響を及ぼすということが明らかにされている。そうしたなかで、今回の発表は良い着眼の元に行なわれ、貴重なデータを提供しており、今後非常に可能性のある貴重な発表であった」と述べた。

 

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