新たな幕開け:生物科学安全研究所

2013 年 11 月 15 日

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一般社団法人生物化学安全研究所は、11月14日、都内で開所記念公開シンポジウム「『沈黙の春』を超えて:持続可能な社会へのアプローチ、食と健康の新たな担い手たち」を開催した。

同シンポジウムでは、(株)大地を守る会代表取締役社長の藤田和芳氏による基調講演「持続可能な社会への新たなアプローチ;新たな担い手としてのソーシャルビジネス」をはじめ、雪印メグミルク(株)社外取締役の日和佐信子氏の「食品の安全を守る生産者・消費者重視の経営とは」、日本動物用医薬品協会理事長の福井邦顕氏の「動物と人の健康を守る動物用医薬品開発の現状と未来」、東京大学大学院農学生命科学研究科教授および食の安全研究センター副センター長の中嶋康博氏の「生産から消費まで、食の安全をつなぐフードシステム」、一般社団法人生物科学安全研究所理事長の萬田富治氏の「自然といのちの調和を目指して」が講演された。

一般社団法人生物科学安全研究所理事長の萬田富治氏は講演で、「生物科学安全研究所は、安全な農畜産物への期待に応えるための、生産から食卓までの安全性評価の取り組み、また、農畜水産物の安全性を確保するため、高品質な動物用医薬品等の開発、安全供給のためのコンサルタント事業の推進等に取り組む等、これまでの業務に加え、信頼性の高い技術基盤を活かした新たな事業に取り組んでいく」と述べた。

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