輸入乾牧草
2010 年 10 月 29 日
石狩管内の牧場にアルファルファ乾草のトレーラーが到着し、荷降ろししていました。
米国ワシントン州産のアルファルファ乾草です。
このトレーラーには1個400kgから450kgの梱包乾草が、56個から60個入ります。
輸入乾牧草も、その需要、海上運賃など、あらゆる点で中国の影響が大きくなってきていて、「今後、従来とは異なる様相になりそう」と業者の方は話していました。
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Comments (0)石狩管内の牧場にアルファルファ乾草のトレーラーが到着し、荷降ろししていました。
米国ワシントン州産のアルファルファ乾草です。
このトレーラーには1個400kgから450kgの梱包乾草が、56個から60個入ります。
輸入乾牧草も、その需要、海上運賃など、あらゆる点で中国の影響が大きくなってきていて、「今後、従来とは異なる様相になりそう」と業者の方は話していました。
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Comments (0)日本畜産環境学会(事務局:東北大学)はこのほど、
「同学会誌Vol.9 第1号」を発行した。
同会誌の総説で「バイオガスプラントが低炭素社会の一員になるには」と
題し、土木研究所寒地土木研究所 寒地農業基盤研究グループの
石田哲也主任研究員は、
北海道東部の別海町における乳牛ふん尿を主原料とする
バイオガスプラントの「プロジェクト研究結果」を解説している。
それによると、共同利用型の大規模メタン発酵施設の可能性は
設計通りに順調な稼動をしていることが前提であり、
低温対策が重要。
家畜排せつ物のみの受入・処理では経営収支はマイナスとなり、
消化液などの販売で運転資金を捻出する必要がある。
また、道内のバイオガスプラントは、建設総数47基のうち
現在も稼動を継続しているのは30基(全体の64%)であるが、
安定稼動であれば、地球温暖化やエネルギー問題に貢献できる
可能性を有している、としている。
なお同会誌には、「人工湿地による搾乳関連排水の浄化」、
「3槽越流式沈殿槽による搾乳関連排水の浄化」(ともに猫本健司氏ら)
などの論文が載っている。
*関連書籍「もっと知りたい環境対策」デーリィジャパン2010年10月増刊号
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Comments (0)今夏は北海道も記録的な猛暑となり、繁殖や蹄病の悪化、そして乳成分の低下や乳房炎の増加が各地で聞かれました。
その乳成分、乳質について、北海道酪農検定検査協会に聞きました。
脂肪率、無脂固形分率は、6月から9月は暑熱の影響で例年にない低下傾向でしたが、9月に入って戻り傾向にあり〔F3.809%(前年度3.930%)、SNF 8.665%(同8.709%)〕、10月上旬は、ほぼ前年並みまで回復しているそうです。
体細胞数もやはり、6月から9月は暑熱の影響で例年にない高い傾向でした。
しかし、これも9月に入って戻り傾向にあり〔30.4万/ml以下の割合96.2%(同98.5%)、20.4万/ml以下の割合54.3%(同65.4%)〕、10月上旬は、ほぼ前年並みまで回復しているそうです。
細菌数は以前と違って、暑熱の影響は見られませんでした。
バルク温度管理、洗浄水温度管理が行き届いているという証であり、自記温度計の設置効果の表れです。
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Comments (0)日本酪農乳業協会は10月21日、平成22年度第3四半期までの生乳および牛乳乳製品の需給見通しを発表した。
乳牛の飼養頭数減少と昨年の冷夏ならびに今夏の猛暑の影響による急激な生産減で、前年以上に減少する見通しとなった。飼養頭数において「昨年の受胎率が良かったことが影響し、牛頭数の減少は小幅にとどまるのでは」と言及。
生乳生産動向に関して、北海道で6、7月は前年を超えて推移していたが、8月に猛暑の影響で減少に転じ、第1から第3四半期合計は2947千t(前年比99.4%)との見通し。9月以降も概ね前年を下回って推移すると見込まれる。都府県は、第1から第3四半期合計2841千t(同96.0%)で、同じく9月以降も減少傾向推移が見込まれるという。
牛乳等生産量は、牛乳は9月以降も前年を割る見通しで、加工乳・成分調整牛乳・乳飲料・はっ酵乳は9月以降前年を上回ると見込まれる。
用途別処理量に関しては、今夏の猛暑で8、9月の生乳生産量が減少したが牛等向けは前年通りで、減少は乳製品向けに影響した。
都府県の生乳需給では、北海道からの移入量が8月前年を大きく上回り、最需要期の9月以降も概ね同様の推移との見通し。
特定乳製品向け処理量は、需要期に入る5月以降減少傾向に転じ、学乳が休止になる12月は35千t(同86.8%)と大きく下回るという。
以上より、直近の酪農情勢などを踏まえた酪農乳業の課題として、?需給動向の把握と情報の共有化?的確な需給調整対策の実施?飲用牛乳類の不需要期の対応などを挙げた。
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Comments (0)10月18日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で、NBI(日本バイオロジカルズ(株))、ZENOAQ(日本全薬工業(株))の共催によるシンポジウム「共生を考える」が開催された。
NBIの所源亮会長(右写真)は開会挨拶で「生物の進化の過程でも多くのウイルスが関与している、人はウイルスとの共生の道を選択すべき」と話を切り出した。
第1部は、東京大学名誉教授・山内一也氏による「ウイルスの逆襲にどのように対処すべきか―口蹄疫からトリインフルエンザウイルスとの共生を考える―」で、口蹄疫の発生事例から、その対応などの歴史が説明された。口蹄疫は人間が作り出した疫病で、殺処分頭数が増えるのは、ウイルスが直接的な原因ではなく、貿易での優位性(清浄国)を保つための殺処分が原因であるとした。
第2部は、日本総合研究所理事長・寺島実郎氏による「アジアダイナミズムと日本の進路―アジアとの共生―」と題した記念講演で、中国やインドなど、アジア圏諸国のめざましい経済発展の中で、日本がどういう方向に進むべきかをテーマとしたもの。
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Comments (0)現在は経産牛600頭(うち搾乳牛500頭)、未経産牛400頭。
さらに拡大を続けている十勝管内の、共同経営による大型牧場を訪ねました。
大規模管理のむずかしさの一つとして、疾病対策の話が出ました。
「規模が大きいと、被害も大きい。これは、まさにスケールデメリット」と代表は話していました。
「その対策は、防疫マニュアルを作成して徹底すること」とも。
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Comments (0)雪印メグミルク株式会社は10月14日、来年4月1日をもって日本ミルクコミュニティ株式会社と雪印乳業株式会社の事業会社2社を吸収合併すると発表した。
同社は今回の合併について「統合シナジー効果の早期最大化 を図るとともに、組織力をより強化した体制を構築することにより、さらなる企業価値 向上を目的とする」と発表。
合併内容については11月5日(平成23年3月期(第2期) 第2四半期決算発表予定日)に開示する。
詳細は、こちらをごらんください。
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Comments (0)10月10日(日)、東京・有楽町駅前を会場に、「MILK JAPAN」活動が
キックオフされた(主催:中央酪農会議、関東生乳販売連合会)。
これは、「牛乳に相談だ。」の後継戦略として、今年10月から3年計画で
新しい牛乳消費喚起として始められた消費拡大活動のスタート。
「MILK JAPAN」のスローガンは、「牛乳が日本を元気にする」。
大会宣言で、酪農家を代表して人見みゑ子さん(栃木県)は
「この活動を通じて、未来を担う子供たちの世代にしっかりと
牛乳飲用が定着し、促進していくことを期待している」と述べ、
参加酪農家や関係者らは牛乳で乾杯した。
MILK JAPAN LAND 2010は、「ミルクライブ」「料理ショー」「料理試食」
「酪農トーク」「クイズラリー」など多彩で、家族づれで賑わった。
東京だけでなく、全国合計8ヶ所でも開かれたほか(予定含む)、
全国250ヶ所の牧場でオープンファームデイも、3日間、開催される。
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Comments (0)「搾乳牛はフリーストール牛舎でずっとコンクリートの上にいるので、身体が重たい乾乳のときは土の上を歩かせたい」と言う十勝管内のKさん。
そこで乾乳後期群の寝床(ルーズバーン)と飼槽を、あえて離して作りました。
写真右がルーズバーン、写真左が飼槽で、水槽はその中間に設置してあります。
ちなみに乾乳前期群はパドックが併設されています。
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