宮崎県が口蹄疫被害への義援金を募集

2010 年 5 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 12:02 PM ニュース

4月20日の第1例以降、相次いで口蹄疫発生が確認される宮崎県は、口蹄疫防疫活動により影響を受けた畜産農家に対する支援を行うため、「宮崎県口蹄疫被害義援金」の募集を開始した。

義援金の配分は、宮崎県と社会福祉法人宮崎県共同募金会、関係機関で構成される義援金配分委員会において決定し、市町村を経由して口蹄疫により被害を受けた畜産農家に対して支払われる。

宮崎県、市町村、共同募金会市町村支会に募金箱を設置し、義援金を募るとしている。なお、口座振り込みによる義援金募集についても、宮崎県ホームページに詳細を提示している。

本件に対する問い合わせ
宮崎県福祉保健部福祉保健課(担当:小川)
 Tel 0985-26-7075 Fax 0985-26-7326
社会福祉法人宮崎県共同募金会(担当:大山)
T el 0985-22-3878 Fax 0985-22-3879

牛乳類の好調で微増収増益を達成

Filed under: — maetomo @ 11:50 AM ニュース

 森永乳業株式会社は5月14日、東京本社で平成22年3月期決算を発表した。決算短信によると、同期は連結売上高5851億1600万円(前同:0.2%増)、営業利益171億200万円(同:48.4%増)の微増収・増益だった。単体決算においても、売上高4504億3500万円(同1.2%増)、営業利益104億2100万円(56.0%増)の増収増益を達成した。
 同社では、成分調整牛乳「まきばの空」が物量・金額ベース共に好調に推移した結果、牛乳類は前期に比較して15.1%増と大幅に増加。その結果、市乳部門全体でも4.7%増と売り上げを伸ばした。
 また、集乳量も全国で85万4000tと前期に比べ2万8000t増の大幅増加となった。このうち、北海道における集乳は昨年より9000t減少し、都府県は3万7000t増えたことについて、田形均・取締役兼常務執行役員は「市乳部門が堅調に推移したことと、前半に国際チーズが軟調したことで国産ナチュラルチーズの製造が振るわなかったことが影響している。来期はチーズ生産が回復したことなどで、北海道での集乳も増加すると見込まれる」とコメントした。

「全国畜産縦断いきいきネットワーク」が募金を始める

2010 年 5 月 16 日

Filed under: — admin @ 9:38 AM キャンペーン

全国の畜産に携わる女性が
畜種を超えて集まった全国組織「全国畜産縦断いきいきネットワーク」は、
口蹄疫の被災農家への見舞金の募金を始めた。

同会は、これまでも「同じ畜産に携わるものとして気持ちを届けたい」と、
応援メッセージなどを届けてきたが、会員に向けて募金活動を始めた。
寄せられた募金は、宮崎県畜産協会に渡す。

募金額は1口3000円。募金期限は、2010年5月31日まで。
問い合わせは:同ネットワーク事務局 (電)03(6206)0842へ。

平成22年度幕別町畜産祭り、開催中止のお知らせ

2010 年 5 月 14 日

Filed under: — admin @ 4:32 PM 未分類

幕別町畜産祭り実行委員会は、宮崎県内にて口蹄疫が確認されたことを受け、、平成22年度幕別町畜産祭りの開催中止を決定した。

明治乳業(株)は減収増益

Filed under: — admin @ 12:14 PM 未分類

 明治ホールディングス株式会社は、5月13日、東京本社で平成22年3月期決算短信を発表した。同期の売上高は1兆1066億円、営業利益287億円で、売上高では連結業績予想を下回ったが、営業利益は上回った。

 同社は、昨年4月に明治製菓株式会社と明治乳業株式会社が経営統合し共同持株会社「明治ホールディングス株式会社」を設立し、東京証券取引所第一部に上場した。そのため、今期が初年度となり前年実績を持たない。完全子会社となった明治乳業株式会社は、売上高が7044億円、営業利益175億円で、減収増益となった。減収の主な要因は、飼料価格の値下げ、夏場の天候不順における飲料・アイスクリームの物流減。これらに対し、各種原材料コストの減少、家庭用商品の拡販・伸張、価格改定により増益を果たした。

 次期平成22年3月期は統合2年目、昨年度からの取り組みをさらに前進させるべき年と位置づけ、市場競争力の強化、新たな需要の発掘、またあらゆるコストの見直しをし、グループとしての経営体質を強化に取り組むとした。さらに、主要商品群やチーズ・流動食といった成長事業などの一段の拡大、高付加価値商品の開発を強化・推進するとした。また、今後の成長原資創出のため、あらゆる面からのコスト削減を図るとした。

詳細1:明治ホールディングス株式会社平成22年3月期決算短信
詳細2:補足説明資料

尻尾はブラシ

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

「きれいで見事な牛たち!」
十勝管内のN牧場をうかがったときの第一声でした。

「とにかく牛体が汚れるのが嫌なんです」とNさん。
ストールや敷料の管理はもちろん、尻尾を毎朝洗います。

「牛にとって尻尾はブラシでもある。そのブラシが汚れていては、体はきれいにならない」
これは、かつてNさんが実習したときに親方から教わった言葉だそうです。

統合初年度は減収増益(雪印メグミルク)

2010 年 5 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 4:47 PM ニュース

 雪印メグミルク株式会社は5月12日、東京本社で平成22年3月期決算短信を発表した。決算短信によると、同期の売上高は3933億円、営業利益127億円で、いずれも計画を上回った。

 同社は昨年10月に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合し、設立された共同持ち株会社のため今期が初年度となり前年実績を持たないが、両事業会社の決算を通期で連結したと仮定した参考数値によると減収増益となった(参考資料参照)。減収の主な要因は、牛乳の物流減や飼料価格の値下げ。これに対し、飼料原料をはじめとする原材料コストの下落や価格改定効果、家庭用商品の伸張、各種コストダウン努力によって増益を達成した。

雪印メグミルク 平成22年3月期決算
単位=億円
  計画 実績
売上高 3850 3933
営業利益 120 127
経常利益 150 149
純利益 95 92
参考:平成21年4月に経営統合したと仮定した場合
単位=億円
  21年3月期 22年3月期
売上高 5109 4952
営業利益 124 142

 高野瀬忠明・代表取締役社長は「中期経営計画を前倒しで進めることで、23年3月期は営業利益155億円(計画比5億円プラス)をめざす」と発表。そのために、乳飲料、デザート、ヨーグルト、ナチュラルチーズの重点分野でのカテゴリーNo.1戦略、乳価値最大化、海外・新規事業を進めるとした。
 具体的には、戦略的投資400億円、資材の共同調達や拠点の集約などによるコストダウン、研究開発の強化(ミルクサイエンス研究所の新設)などに取り組む。また、従来、育児粉乳などドライグロッサリーが中心だった海外事業を、チルド製品も視野に入れて拡大していく考え。

詳細:雪印メグミルク株式会社平成22年3月期決算短信

5月9日「アイスクリームの日」イベントで盛り上がる

2010 年 5 月 10 日

Filed under: — admin @ 6:35 PM 未分類

東京都豊島区東池袋のサンシャインシティアルパ地下噴水広場において、社団法人日本アイスクリーム協会主催による、5月9日の「アイスクリームの日」にちなんだイベントが開催された。
当日は、好天気も功を奏し、会場には大勢の人が集まった。
来場者の年齢層はさまざまで、子供から高齢者まで、幅広い年齢層でアイスクリームが親しまれていることがうかがわれた。
会場では、渡部恭久氏・専務理事のあいさつからの後、協会会員各社のアイスクリームのサンプリングが行われた。
サンプリング後には、スペシャルゲストとして、タレントの里田まいさんが楽しいトークショーで会場を盛り上げた。

第35回中部日本B&Wショウ、開催結果のご報告

Filed under: — admin @ 4:32 PM 共進会,未分類

平成22年4月16日(金)・17日(土)、御殿場市馬術・スポーツセンターにて【第35回中部日本B&Wショウ】が開催された。
主催:中部日本ホルスタイン改良協議会
審査員:ロジャー ターナー氏
出品頭数:178頭

☆経産牛グランドチャンピオン
 ボビージヨイ トランブル ジエスロ(父:ロイレーン ジエスロ ET)
 群馬県 (有)荻原牧場
☆経産牛RGチャンピオン
 エルムレーン SG ダリアン ローズ(父:アーバクレス ダミオン)
 静岡県 野秋 勝裕氏
☆未経産牛グランドチャンピオン
 ブルーエンゼル LP プロント リスモ ET(父:ウインデイノールビユー プロント ET)
 群馬県 (有)荻原牧場
☆未経産牛RGチャンピオン
 KZMR ロング ロイバクスター(父:エメラルドエーカーエスエー T-バクスター)
 栃木県 梶村 健介氏
☆母系牛群グランドチャンピオン
 エレンシア ミドリ エランド マリリン
 エレンシア ミドリ クリスマス リーナ
 静岡県 西川 豊貴氏
☆母系牛群RGチャンピオン
 ユタ ビユート ワイルド
 ユタ ビユート ドレーク
 岐阜県 佐藤 孝志氏
☆自家生産牛群グランドチャンピオン
 千葉県 作田 知志氏
☆自家生産RGチャンピオン
 栃木県 中山 真介氏
☆インターミディエイトチャンピオン
 エルムレーン SG ダリアン ローズ(父:アーバクレス ダミオン)
 静岡県 野秋 勝裕氏
☆Rインターミディエイトチャンピオン
 グリーンバレー ジユラー ブルツク(父:アルタジエン マンフレツド ノマド ET)
 静岡県 岩崎 藤和氏
☆シニアチャンピオン
 ボビージヨイ トランブル ジエスロ(父:ロイレーン ジエスロ ET)
 群馬県 (有)荻原牧場
☆Rシニアチャンピオン
 ビツクバレー イノベーシオン デユーク(シヤドーリツジ ドラマチツク)
 石川県 大谷 真明氏

「安全安心な国産牛乳を生産する会」が防疫体制で緊急提言

2010 年 5 月 8 日

Filed under: — admin @ 9:50 AM 提言

輸入飼料高騰時に適正な生産者乳価の要求を機に結成された「安全安心な国産牛乳を生産する会(湯浅清春会長:酪農)は「今回の口蹄疫も畜産の存続にかかわる大事なこと。地元や近隣の皆様の心境は私たちの想像を絶する。私たちも移動や消毒等に配慮して対応しているが、このクラスの伝染病に至っては通常のバイオセキュリティでは防ぎ切れない。空気伝染の可能性も出てきたと思われる」として、下記内容(概略)を国や県など関係機関に提言した。

1 感染伝播の遮断のために確実に有効である範囲における感受性動物を一斉に全頭淘汰(風向き等も考慮し、確実に封じ込める広範囲)。
2 発生農場20km範囲の一般車両を含めた全面的移動禁止(特別車両のみ完全消毒を確認したうえで許可)。
3 関係者を含め人々を、農場や牛に絶対に近寄づけない対策をとる。一般市民や観光客にも、明確に伝達する。
4 係る全ての補償。非常に高額が予想されるが、予算調整している時間はない状況です。
5 ワクチン使用の準備だけは、怠りなく始めていただき、準備の状況は現場に公開していただきたい(在庫・経費・方法・効果など)。使いたくはないが、判断が遅れてから実行しても無駄打ちになる。
6 一般市民に口蹄疫が蔓延することの危険性、日本の畜産が崩壊する可能性を理解していただく報道を出し、協力の依頼をする。
7 関係者および近在住民の皆様の安全を、完全に保全していただきたい。

このまま封鎖の期間が延々と続き、範囲が増えていくこと自体が、発生県および隣県の農家に、はかり知れない経済的打撃を産む。早急に先の見える対策、さらに今後発生させない対策が最も望まれる方法と思われる。知事・大臣による早い政治的決断以外に蔓延阻止は不可能です(2010年5月8日:安全安心な国産牛乳を生産する会)

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*口蹄疫は「ヒトには感染しない」とされています。畜産物は安全です。
*農水省:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html
*DJニュース 5月6日、DJ北海道支局たより 5月7日:http://dairyjapan.com

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