機能的削蹄の原点を見直し、蹄管理および削蹄師をさらに進化させる

2009 年 7 月 20 日

Filed under: — djito @ 10:29 AM ニュース

きくち酪農コンサルティング主催、オリオンウエストファリアサージ(株)後援、(有)西上加納農場と(有)森牛削蹄商会(本社・北海道中標津町)協力による「削蹄技術向上講習会」が7月13―16日、北海道十勝管内士幌町の西上加納農場で開催された。
北海道はもちろん、徳島県、愛知県、長野県、群馬県などから、削蹄師のほか、酪農家、獣医師など29人が参加した。
講師は、オランダ農業技術指導機構PTC+・削蹄指導部責任者のピーター・クロスターマン氏、酪農学園大学獣医学部の田口清教授、そして菊地酪農コンサルティングの菊地実氏。
講義と実習が交互に織り交ぜながら行われた。

今回の講習会の大きな目的は、「機能的削蹄の原点を見直し、蹄管理および削蹄師をさらに進化させる」というもの。
機能的削蹄の発祥の地オランダから招聘されたクロスターマン氏は、「その機能的削蹄が持つ大きな可能性を伝えた」と話した。
参加者からは、「考え方によって削蹄の仕方が変わってくることもあるので、機能的削蹄の原理・原則を確認できて良かった」(興部町・削蹄師)、「基本をベースにすることの大切さ再認識した。本家本元の機能的削蹄を確認できて良かった」(中標津町・削蹄師)などの声が聞かれた。

詳しくはDairy Japan9月号で。

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