優良登録委員/地区連登録担当者13名を表彰 北海道ホル農協

2019 年 2 月 27 日

Filed under: — djito @ 7:16 PM ニュース

優良登録員表彰式

北海道ホルスタイン農協および日本ホルスタイン登録協会北海道支局は2月27日、札幌市内で「第44回 優良登録委員表彰式/第8回地区連合会登録担当者表彰式」を開催した。
同農協および同協会支局は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励し、地域の酪農振興、乳牛改良、登録事業の普及推進と指導に貢献している登録委員を毎年表彰している。

今年度の表彰者は以下の13名(敬称略)。
〈石狩〉山本康朗(NOSAIみなみ)
〈空知〉塩越直矢(NOSAI道央)
〈上川〉阿部直幸(上川生産連)
〈十勝〉長井勉(JA十勝池田町)
〈釧路〉小山内克尚(JA摩周湖)
〈釧路〉小澤裕司(NOSAI道東)
〈根室〉高橋剛(JA道東あさひ)
〈根室〉伊藤智幸(JA道東あさひ)
〈網走〉曽我部義幸(JAつべつ)
〈網走〉島田英雄(HSブリーディングサポート)
〈留萌〉武良雅史(NOSAI道央)
〈留萌〉池上誠(NOSAI道央)
〈地区連〉小竹秀樹(日高生産連)

搾乳ロボット入口前は“ハッピー・スペース”に 北酪検「検定情報活用研修会」

Filed under: — djito @ 6:49 PM セミナー報告

s-酪検協会講習会1

北海道酪農検定検査協会は2月27日、札幌市で「検定情報活用研修会」を開催した。全道の検定組合員や関係者など270名が参加した。
今年のテーマは「ロボット搾乳牛舎と牛群管理」。講師はカナダで牛群管理や牛舎設計、労働効率などのコンサルティングを手掛けるジャック・ローデンバーグ氏(DairyLogix社)。

第1部の「乳牛が快適で、管理しやすい搾乳牛舎のデザイン」では、牛舎設計の優先順序は、1 カウコンフォート、2 労働効率、3 コスト/価値、4 規模拡大可能性であることを前置きし、搾乳ロボット牛舎設計の知見を解説した。

フリー・トラフィック成功のカギは「搾乳ロボット入口前を楽しい広場(ハッピー・スペース)にすること」であり、搾乳ロボット入口前を「一方通行で逃げ場のないペン(コミットメント・ペン)」にすることは好ましくなく、ガイド・トラフィックでもできるだけコミットメント・ペンでの時間を短くして、行動の選択ができるようにすることが望ましいと述べた。

また、乳牛にとって魅力的な搾乳ストールであること、搾乳ロボット内では牛体に何も当たらないように調整すること、フェッチ・カウ(搾乳ロボットに誘導しなければない乳牛)のためのフェッチ・ペンの設計、初産牛を搾乳ロボットに馴致させる方法、産褥牛や足痛牛のためのペンの設計、蹄浴槽(フットバス)の場所、事務所の設計(搾乳ロボット前と飼槽がよく見える)などを詳しく解説した。

なお、北海道乳検は現在(1月末時点)、ロボット搾乳の検定農場は217戸(搾乳ロボット457台)で、増加を続けている。

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