平成24年度上期の生乳および牛乳乳製品の需給見通しを公表:日本酪農乳業協会

2012 年 5 月 22 日

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社団法人日本酪農乳業協会(Jmilk)は22日、
平成24年度上期の生乳および牛乳乳製品の需給見通しと今後の課題を公表した。なお同協会は、同見通しを、平成24年3月までの実績を基に予測モデルで推計した後、直近までの動向を考慮し、関係者との協議を踏まえ修正を加えた予測値である、としている。

それによると、
1 生乳生産量は、平成24年度の乳牛のうち2から4歳の飼養頭数は増加することが見込まれ、24年度上期の分娩予定頭数が前年を上回っていること等から、上期の生乳生産量は前年を2.2%上回ると見通される。

2 牛乳類の生産量は全体としては減少基調にあるが、「はっ酵乳」は近年増加傾向にあり、上期も同じ傾向でいくと見込まれる。

3 生乳需給に関しては、上期の北海道から都府県への生乳移出量は、生乳生産量の増加と牛乳等向け処理量の減少から、前年比で減少。しかし、夏場においては関係者間で万全な供給体制を準備するとともに綿密な情報共有が必要で、きめこまかい需給調整を行なっていく必要がある、としている。(文責:関東支局)

詳しくは同協会ホームページで。 : www.j-milk.jp/

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