便利な手作りサブパーラー

2009 年 10 月 8 日

Filed under: — maetomo @ 2:26 PM 未分類

十勝管内のN牧場は、フリーストール牛舎を建てる前の増頭中、ここの連動スタンチョンに繋いで、エア管を長く引っ張って、バケットミルカーで33頭くらいまで搾っていたそうです。
そして育成舎にした今、一画をホスピタルペンにし、サブパーラーとして治療牛(もしくはショウカウ)を搾乳しています。

真空ポンプや調圧機は、酪農を辞めた農場からもらってリサイクル。
真空ポンプは当初は下に置いていたそうですが、作業の邪魔になることから、この位置に取り付けたそうです。
「下に置くよりも、ここに置けばまっすぐ管が行くから(曲がりゼロ)、むしろこのほうが楽です」とのことでした。

牛乳乳製品をめぐる情勢:農水省牛乳乳製品課公表(10月)

2009 年 10 月 6 日

Filed under: — admin @ 10:54 AM 業界情報

このほど農水省牛乳乳製品課は、
「最近の牛乳乳製品をめぐる情勢」を公表した(10月)。

それによると、平成21年4月から8月の生乳生産量は、
前年対比▲0.8%減。北海道では1.2%増加したものの、
都府県は同▲2.7%の減。
仕向け別には、牛乳等向けが同▲4.2%減。乳製品向けは同3.8%増。

21年度4月から8月では、飲用牛乳等の消費は伸び悩み、
牛乳は同▲10.6%、加工乳は同▲1.2%の減。一方で、
成分調整牛乳は同85.7%増加。乳飲料は同▲2.7%減。
はっ酵乳は同3.3%増となった。

乳製品を見ると、バター生産量は同14.8%増、脱脂粉乳は
同7.9%増加となり、直近では、海外の乳製品価格の低下に加え
国内在庫が増加しており、低下傾向に転じたとしている。

消費動向は、20年度の牛乳等の一人1当たり消費量は
牛乳は同▲3.1%減、加工乳・成分調整牛乳は同2.5%増となり、
牛乳等全体の占める牛乳の割合が大きいことから、
牛乳等の全体の消費は減少傾向。

需要の期待できるチーズ、生クリーム消費量は、これまで増加傾向
にあったが、小売価格の値上や経済環境の変化などにより
▲15%の減少となった(20年度)。国産チーズの消費は微増。

「週休2日」体制にするために

2009 年 10 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 6:04 AM 未分類

網走管内N牧場は、新たなパーラーを建築中。
さらに、この秋から、中国人研修生2名を受入るそうですが、その目的がユニークです。
というのは、「週休2日」体制にしよう、という計画なのです。

N牧場は、経産牛200頭、未経産牛120頭。
労働力は、スタッフを含めて6人です。
そこに中国人研修生2名を加え、「週休2日」となるようにローテーションを組む計画です。

ただし、「週休2日」を望むかどうかは、中国人研修生(技能実習生)も含めて、本人の希望しだいです。
つまり、「休日数は最小でいい」と希望すれば、その分、ボーナスとして賃金がもらえる仕組みにするそうです。

農作業安全「MMH運動」に取り組もう

Filed under: — djito @ 5:54 AM 業界情報

北海道、北海道JAグループ、農機メーカーなどで構成される「北海道農作業安全運動推進本部」は、農業機械の絡む交通事故を撲滅すべく、「MMH運動」の取り組みを続けているが、さらなる普及を図るため、このほど「MMH運動解説版」(B5判・8頁)を作成し、北海道内のすべての農家に配布する。

「MMH」運動とは、
マナーの「M」、マークの「M」、ホケンの「H」を組み合わせたもの。
これによって、農業機械と一般自動車とが共存できる態勢をつくり、これからも従来どおり農業機械が道路走行できるようにするもの。

同冊子には、
マナーの「M」では、安全装備と日常点検の励行、作業機の運搬やブレーキに関する注意、後続車に道を譲る配慮など、
マークの「M」では、低速車マークの装着、反射シールの貼付など、
ホケンの「H」では、自動車共済、労災、傷害共済への加入など、
が詳しく解説されている。

さらに、
農業機械の絡む交通事故は、秋の農繁期の15時から21時までの時間帯に集中して発生していること、
スラリスプレッダーや堆肥散布機などは、急ブレーキをかけると、トラクターがスリップしたり、ジャックナイフ現象を起こしたりして大変危険であること、
なども解説されている。

雪印メグミルク株式会社 経営体制を決定

2009 年 10 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 4:35 PM ニュース

雪印乳業株式会社と日本ミルクコミュニティの共同持ち株会社 雪印メグミルク株式会社は10月1日の取締役会で同社の取締役業務分担および執行役員の体制を決定した。

同社の代表取締役会長は小原實氏(旧・日本ミルクコミュニティ株式会社 代表取締役社長)が、代表取締役社長には高野瀬忠明氏(旧・雪印乳業株式会社 代表取締役社長)が、それぞれ就任した。

雪印メグミルク株式会社 経営体制
役職名 氏名 業務分担
代表取締役会長 小原(オバラ) (ミノル) 経営全般
代表取締役社長 高野瀬(コウノセ) 忠明(タダアキ) 経営全般
取締役副社長 佐藤(サトウ) 幸吉(コウキチ) 社長補佐、総務部・広報部・品質管理部担当
取締役副社長 田島(タジマ) 俊彦(トシヒコ) 社長補佐、人事企画部、品質管理部担当
専務取締役 中野(ナカノ) 吉晴(ヨシハル) CSR部・統合戦略部担当、人事企画部副担当
専務取締役 久保(クボ) 清之(キヨユキ) 経営企画部・財務部・秘書室担当
敬称略

ホクレン家畜市場:9月の初妊牛相場は49万7000円と高値で推移

Filed under: — djito @ 11:59 AM 未分類

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・9月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

9月については、導入需要が継続するなか、例年に比べ出回り頭数は少なく、平均価格49万7000円(前月に比べて1万2000円安・前年同月に比べて8万円高)と高値で推移している。

10月については、下牧時期となることから出回り頭数の増加が予測されるが、生乳生産量確保に向けた導入需要が見込まれることから、保ち合いでの価格推移が予測される。

生乳生産(8月)は前年同期比▲0.2%、牛乳等向けは同▲6.7%:農水省公表

Filed under: — admin @ 6:44 AM 業界情報

このほど農水省が公表した統計によると、
8月の生乳生産量は65万2426トン(前年同期比99.8%)、
牛乳等向けは34万7036トン(同93.3%)、乳製品向けは29万88927トン
(同108.7%)だった。

牛乳生産量は24万7041トン(同88%)と、前年同期比12%の減。
平成17年8月に25万トンを割って以来、減少傾向が続いている。
伸びているのは、成分調整牛乳で4万3793トン(同178.2%)。
成分調整牛乳の今年4月から8月までの累計を見ると、
同185.7%となっている。

バター生産量は6764トン(同133.7%)、脱脂粉乳は1万3451トン
(同122.1%)となり、
月末在庫量も、前年同期比で157.2%と165.4%となっている。

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