お見舞い

令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。

一部地域で現在も搾乳や集乳ができない状況にあると伝えられており、一日も早い復旧と復興、そして被災された皆様が穏やかな日常をお過ごしいただくことを願って止みません。

読者プレゼント『酪農学習シート:特別版』(無料)

Dairy Japan ご愛読の感謝を込めて、読者の皆さんに、本誌付録で大好評の『酪農学習シート』(北海道苫前町酪農家・伊藤沙智さんデザイン)の“特別版”(PDFファイル)を無料プレゼントします。
今回の“特別版”は「長さのワークシート~身近なもので覚えておくと便利かも~」です。

【入手方法】
Dairy Japan ホームページ(https://dairyjapan.com)>「読者プレゼント」からダウンロードしてください。
パスワードは『Dairy Japan 2024年1月号』の16ページに書いてあります。

こだわりの作業

こんにちは。

先日、福岡県の牧場を取材しました。

そこでまず目に飛び込んできたのがほとんどの牛が横臥し、反芻しているコンポストバーンの牛舎。

見るからにふかふかで気持ち良さそうな牛床で牛がリラックスしていました。

 

酪農家さんに話を聞くと、「牛が過ごしやすい環境を提供することは、乳量や疾病予防に関係します。毎日同じではなく水分量などを見ながら調整しています」とこだわりを持って毎日ベッドメイキングをしていると話してくれました。

牛達も毎日綺麗でふかふかのベッドで過ごせることはとても幸せでしょう。

不思議な業界?

いきなりですが、これ、皆さんは一目見て何かわかりますか? わかるかたが大半かと思います。

そう、エサ寄せロボットです。いつもお疲れ様です。

 

先日、違う業界、業種の企業の方々とお話しする機会がありました。私は私達の業界のことを説明するときに、「酪農業界でもIoTやDXは進んでいる」という話をします。

酪農業界外の方々は、私達が想像しているより何も知らないことが多く、だいたいエサ寄せロボットの話をすると「ええ! そんな用途の限られたロボットがあるの?」という反応を受けます。そこで「全然違うけど、エサを押すロボット掃除機みたいなもの」と付け加えると、少し納得してくれます。

このように、些細な点でも、消費者から見たら衝撃的なシーンがまだまだ酪農にはあると私は思っています。

そんな私達の業界のことや、自身の仕事のことを面白く発信していくことも面白いかもしれません。

 

推し活

先日、ある酪農経営発表大会の会場で、耳に大きな黄色のピアスをしている女性を見かけ、声をかけさせていただきました。

よく見ると、見慣れた形。そう耳標型のピアスです。

牛の耳標を忠実に再現したピアス(イアリングタイプもある)にはしっかりと10桁の個体識別番号が。「この番号、検索する何がヒットします?」と聞くと、「私の推し牛です!」と笑顔で答えてくれました。

アイドルやバンド、アニメキャラなどさまざまな推し活がありますが、推し牛と耳標を共有する推し活にとても興味を覚えました。

ちなみに写真を見ていただくとわかると思いますがサイズはかなり大きいです。経営発表大会の会場でも注目されたようで、多くの方に声をかけていただけたとのことでした。