
5月9日は「アイスクリームの日」


編集部の日常、感じたことを書いています
こんにちは!
先週「らくコネ」に、あかばね動物クリニックの宮島先生から、とても胸に響くブログをいただきました。いつもは搾乳手技についてなど、具体的なアドバイスを寄せてくださっているのですが、今回は「酪農を支える者としての想い」が綴られた内容でした。
読みながら、取材先で感じていたことと重なる部分がたくさんありました。
なかでも、長年酪農を続けてこられた方の「ごつい手」に触れたくだり。
自分が取材で見てきた酪農家さん達の手を思い出しました。大きくて分厚く、傷があったり、でもどこかあたたかい。あの手はいつ見ても、牛や家族を守ってきた時間と覚悟がにじんでいるように感じます。
取材で現場に足を運ぶなかで、日々、この情勢をどうにか乗り越えようとする酪農家さんの姿に触れることがよくあります。厳しい状況でも前を向き、牛達と向き合いながら、家族のためにって頑張っている。その姿に、私達が背中を押されることも多くて。
宮島先生のブログにある「支えるつもりが、いつの間にか支えられていた」という言葉は、本当にそのとおりだなと思いました。私達は情報を届ける立場ではありますが、取材でのやり取りや、ふとした雑談に、心をほぐされることがあります。
酪農の仕事の大変さは、日々の取材で感じています。でも同時に、その大変さのなかにある、あたたかさや強さ、誇りのようなものも、確かにあります。それをどう届けるか、どう伝えていくか。私達の役割をあらためて考えさせられたブログでした。
……と、長々と書いてしまいましたが、編集部員のちょっとした独り言ということで、どうかご容赦を。
気になった方は、ぜひ先生のブログを読んでみてください。
▼記事はこちらから読めます
https://rakuconne.net/journal/1403/
皆様、こんにちは!
本日は最新のDairyJapan4月号のご紹介をします。
DairyJapan4月号の特集ルポ2では、栃木県のI牧場を取材しました。
こちらでは、母のように子牛を見守り、健やかな成長を支える温かい哺育管理が行なわれています。
哺育期の健康管理は、その後の成長や生産性を左右する重要な時期。
だからこそ、一頭一頭に目を配り、最善を尽くすことが求められます。
哺育を担当するIさんは、子牛のわずかな異変も見逃さず、早期発見と適切な対処を徹底。徹底した消毒や換気、寒冷ストレス対策など、環境管理にも工夫を凝らし、健康な成長を支えています。
さらに、地域の酪農家との情報共有を積極的に行ない、新しい知見を取り入れながら日々の管理を進化させているのも特徴です。
この熱意と工夫に満ちた哺育管理の詳細は、DairyJapan4月号で!ぜひご覧ください
先日、中央酪農会議が「酪農家戸数初の1万戸割れ」の会見を開き、その取材に行きました。飼料や生産資材の高騰によって利益が出ず、廃業が進んだ結果1万戸を下回ることになり、その窮状を中央酪農会議と酪農家がともに訴える内容でした。実際酪農家さんを訪ねても、厳しい声はよく聞きますし、酪農家戸数が減少していることも肌感でわかってはいましたが、実数で示されるとなんともショックが強くなります。
さて話は変わり、米国コーネル大学のトーマス・オバートン教授に米国酪農の景況などについてオンラインインタビューを行ないました。米国は現在、年間の生乳生産量が1億tを超える大酪農産地です。オバートン教授は、「乳価の上昇などもあって酪農家の景気は良い」と日本の酪農とは真逆の話をされました。また「乳製品消費が旺盛で人口一人当たりの年間牛乳乳製品消費量も上がっている」として、ニューヨーク州をはじめとする米国北東部の州で今後約20%の増産を計画しているとも教えてくれました。
オバートン教授の話で唯一、日米で共通すると感じたのは「飲用牛乳の消費は右肩下がり」という部分。
日本の牛乳乳製品需要は生乳換算で横ばい。米国のように需要を伸ばすには何が必要なのでしょうか? それを探る必要がありそうです。
こんにちは。
11月も折り返し地点を迎えましたが、関東地方ではまだぽかぽかと暖かく感じる日もあります。
皆様、寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。
先日北海道で行なわれた、北海道酪農技術セミナーに参加してきました。
11月12〜13日の2日間で開催されたセミナーは多くの聴講者が参加し、数多くの企業ブースの出店もあり大変盛り上がりを見せていました。
われわれDairyJapanも出店させていただきました。
ブースに足を運んでくださった皆様といろいろなお話ができて大変有意義な時間を過ごせました。
「いつも読んでいます」「こんな内容が知りたいです」といった皆様からの声を励みに今後も有益な酪農情報を発信していきたいと、より一層気を引き締めました。
大盛況の北海道酪農技術セミナーの様子はDairyJapan1月号でご紹介予定ですので皆様ぜひお楽しみに。