どれから読んでもピース(情報)が埋まる(整理・収納)!

わかりやすい解説でお馴染み、大場真人教授(カナダ・アルバータ大学)の『ここはハズせない乳牛栄養学』シリーズです。

皆さんが持っている情報や知識をきちんと整理・収納して、必要な情報が、必要なときに、必要な形で使いこなせるように、栄養管理の基礎をまとめ上げました。
「乳牛の科学」「粗飼料の科学」「飼料設計の科学」「子牛の科学」―どれから読んでも、新しい情報が利用できる力、知識を活用できる力が身につきます。

とくにこれからの酪農産業を支えていく若い方々に読んでいただき、栄養学の面白さや楽しさを感じながら、「現場技術」の習得に役立てていただければ幸いです。

以下のDJオンラインショップからご注文ください。
https://dairyjapan.base.ec/items/80003907

ジャージー種専用搾乳ロボット!?

こんにちは!
気がつけば、今年も残り1カ月を切りましたね。
皆さん、今年やり残したことはありませんか?
私は……毎年恒例となってしまった「減量」が目標未達成です。
さすがにこの1カ月でどうにかなるものでもないので、潔く来年に持ち越し決定です!

さて、今回は秋田県のC牧場で見かけた、興味深い光景をご紹介したいと思います。

この牧場では、ジャージー種とホルスタインをそれぞれロボット搾乳牛舎で飼養しているのですが、目を引いたのが、ジャージー専用に設定された搾乳ロボット。

こちらでは、1台は一般的なホルスタインに合わせた搾乳ロボット。もう1台は、体が小柄なジャージー種にぴったりな仕様にカスタマイズされたものが導入されていました。

例えば、
カメラの位置調整:ジャージー種の体に合わせて配置。
専用のケージ:牛が前後に動かないように固定。
その他細部の設定:体格に適した機能を追加。

このように、牛種に合わせたシステムを導入することで、飼養管理の幅が広がり、より効率的で牛に優しい環境が実現されているんですね。
現場の知恵と工夫が詰まったこの取り組みでした!

来年もこうした事例にたくさん出会えるといいなと思いつつ、今年も残りわずかを楽しみながら過ごしたいと思います。

それではまた!