働きやすい牧場とは–「職務満足調査」のススメ

従業員の定着—-雇用経営であれば筆頭課題であると思います。
そこで本日発売 Dairy Japan 1月号掲載「働きやすい牧場とは」で紹介されている「職務満足調査」がお勧め。
この「職務満足調査」とは、従業員が仕事に感じている満足・不満足の様子と内容が科学的に分析・判断できるものです。
著者の河野洋一先生(帯広畜産大学 農業経済学分野 助教)は随時、調査・研究先を募集中。
ご一読のうえ、調査希望やお問い合わせは著者へ直接、もしくは弊社編集部へお寄せください。

業界初「消化液の河川排水処理システム」稼働

北海道江別市の(株)カーム角山(川口谷仁社長、経産500頭・未経産500頭)が、「バイオガスプラント消化液の河川排水処理システム」を稼働させました。
その背景には、消化液の余剰、過剰施肥があります。
同システムは、既存の消化液貯留槽1基を改装して内部を区切って、脱窒槽、BOD酸化硝化槽を設け、それぞれにエアレーター(表面曝気機)が装備されていて、消化液を河川放流基準まで浄化します。
これで消化液を圃場で有効活用し、余剰分は浄化処理して環境負荷低減できるようになりました。
※詳しくは来週発売のDairy Japan 12月号で。

Dairy PROFESSIONAL 最新刊のご案内

2021年9月増刊号表紙

 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【乳牛の消化と吸収】
 乳牛の生産性を考えるうえで、採食した飼料の消化・吸収を理解することは重要なファクター。
 一方で、高度に改良された現在の乳牛の栄養管理は繊細で、ときにアシドーシスをはじめとする疾病のコントロールも必要となります。
 そこで本特集では、乳牛の消化と吸収をさまざまな角度から見直すため、八つの視点から考えます。

 今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
 タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
 皆様のお仕事に、ぜひお役立てください。


★詳しい内容やご購入はこちらから♪
 Dairy PROFESSIONAL Vol.21(DJオンラインショップ)
★本誌と併せてご購読できます。
 月刊Dairy Japan 定期購読(DJオンラインショップ)
★増刊号のみのご購読もお得!
 臨時増刊Dairy PROFESSIONAL定期購読(DJオンラインショップ)
☆バックナンバーも大好評発売中! 
 Vol.20【特集】しない・させない・みずごさない 乳房炎対策
 Vol.19【特集】乳牛のモニタリング
 Vol.18【特集】農場のリスクマネジメント 他

牛乳とスポーツ

連日熱戦が繰り広げてられている東京2020オリンピック。
それに関連して、Dairy Japan 次号(9月号)の連載「こばなしこうし」(島本正平獣医師著)に、牛乳とスポーツの相性が良いトピックスがマンガで紹介されています。
脱水改善、筋肉の回復と合成、筋肉繊維の発達、体組成の改善……等々。
「牛乳は優れたスポーツドリンクでもある」ということを口コミで広げていきましょう!

さらに関連して、以前の当サイト(DJニュース)で、「運動と組み合わせた牛乳の効果」と題した寺田新氏(東京大学 准教授)の講演内容が載っていますよ。
http://dairyjapan.com/news/?p=9593

繁殖成績向上の副作用

「乾乳牛舎が過密になって……」よく耳にすることの一つです。
それにはいろいろな要因があるようですが、「繁殖成績向上の副作用」も、その一つだそうです。
妊娠率が1ポイント上がると、年間分娩頭数が搾乳牛頭数100頭当たり5頭増えるそうです。
それで「乾乳牛舎が過密になって……」
うれしい悲鳴が、残念な悲鳴とならないように、繁殖管理の改善と乾乳牛管理・施設の改善はセットですね。
※詳細は来週発売のDairy Japan 8月号で。