編集部の日常、感じたことを書いています

牛乳工場の見学へ!

皆さんこんにちは!

先日私は雪印メグミルク㈱の海老名工場へ見学に行って参りました。

工場見学は小学生の社会科見学以来で、しかも牛乳工場は初めてだったのでワクワクした気持ちでいっぱいでした!

なぜ工場見学に行ったかというと、「Dairy PROFESSIONAL Vol.2」で掲載するためです。

Vol.1では牧場からクーラーステーションまでを追いかけ、今回はその続きです。

牧場で搾られた生乳はどのようにして消費者に届くのか、皆さん気になりますよね!

「Dairy PROFESSIONAL Vol.2」、どうぞお楽しみに~♪

新たな始まり

sakura

4月は多くの企業、そして学校で新たな年度を迎える節目のとき。期待に胸を膨らませる新社会人、学生の姿も見かけます。新入スタッフを迎え入れる酪農場も少なくないのではないでしょうか。
酪農業界にとっても4月は乳価改定や生乳取引基準の改定など、新たなスタートを迎えるタイミングです。
そして弊誌Dairy Japanも今年で60年という節目を迎え、新たなスタートを迎えました。現場で役立つ技術情報や経営情報の発信という基本スタンスは曲げず、より多くの方に「読んでて良かった」と満足していただけるような誌面作り、取材に取り組んでいきます。
「こんな記事がほしい」「こういう特集が読みたい」というご要望は、Dairy Japan編集部まで!

失敗しないサイレージ調製

牧草収穫

発酵品質の良いサイレージ作りには、糖(WSC:可溶性炭水化物)含量の高い原料草が必要です。
糖含量は、地域、畑、番草、刈り取り時期、刈り取り時間などで、実にさまざまです。

そこで、失敗しない良質なサイレージ作りのために、増子孝義教授(東京農業大学)は「サイレージ診断」を提案しています。
その診断項目の一つが、原料草の糖含量です。
「診断を継続すると、成功と失敗の要因を探せる」と同教授は言います。

この糖含量の分析、今までは非常に時間がかかっていたうえに、分析方法が統一されていませんでした。
そこで同教授らは、スピーディな新分析方法を開発し、統一することにしました。
それにより来月から、北海道内の粗飼料分析センター(10団体)では、原料草の糖含量分析の受け入れを開始する予定だそうです。

低い糖含量の牧草地を特定し、対策を図ることにより、失敗しないサイレージ調製につながることが期待されます。

牛のデザイン生地

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酪農の町・北海道根室管内別海町の某ビジネスホテルのドアを開けると、躍動感のある牛が描かれた、大きな美しいデザインボードが飾ってあります。
これは北欧フィンランドのデザイン生地だそうで、その美しいデザインに魅せられたホテルの奥さんがお取り寄せして、それをボードに貼ってオブジェにしたのだそうです。

「ほかにも根室地域と共通する動物や自然が色鮮やかにデザインされた生地がたくさんあるので、各お部屋にも飾ってあるんですよ」とのこと。
なるほど1号室はステキな鹿デザインの生地が壁に飾ってありました。

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牛乳を飲んで壁を登る

先日、メディアにて報道されていたフリークライマー野口啓代(のぐちあきよ)さん

日本を代表するボルダリング女性アスリートなのです!!

そして、驚くことに、野口さんは茨城県の酪農家の娘さんなのです!!

ご自宅の使わなくなった繋ぎ牛舎内に、

なんとも大胆に野口さん専用のボルダリングジムを作った彼女。

これは驚きです!!

もちろん、好きな飲み物は牛乳だそうです☆(野口啓代さんのHPより)

酪農家からアスリートが誕生するのはとても嬉しいことで、

こうしたことをきっかけに子ども達が牛乳を好きになってくれるとなお嬉しいですね!!