編集部の日常、感じたことを書いています

暑熱対策を考える

新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるい、今週末は首都圏をはじめ多くの地域で不要不急の外出を控えるよう要請が出されました。ゴールの見えない戦いではありますが、一日も早く終息し、日常に戻れることを願ってやみません。
さて、気温の乱高下が激しい最近ですが、東京都内では最高気温が20度を超える日もあり、頭に浮かぶのは「暑熱」の二文字です。
気象庁が発表する長期予報(向こう3ヶ月)を見ると、多くの地域で「平年より高い」の確率が40〜50%と最も高く、今年は気温が高く推移する可能性が高いと見られます。ということは、暑熱対策は早めに、そしてしっかりと取り組む必要があるということです。
Dairy Japanでは、5月臨時増刊号「Dairy PROFESSIONAL Vol.17」(5月5日発行予定)で、「乳牛の暑熱ストレスを科学する」を特集しました。暑熱ストレスの基本的な考え方から、暑熱期・暑熱回復期に乳牛の体内で起こること、暑熱ストレス対策など、乳牛と暑熱の関係を多角的に考える特集です。
現在、鋭意編集中ですが、発刊しましたら、ぜひご一読いただきたい自信作です。
どうぞご期待ください。

牛乳煮豚作りました♫

おはようございます!

先日作った乳和食「牛乳煮豚」を紹介します。

味付けは小さじ1/5の塩と牛乳400mlのみ!
お肉と卵を煮たあとの煮汁がおいしくて、一緒に作るマッシュポテトをしっかりと味付けしてくれます。これをお肉につけて食べると絶品ですよ!
ほとんど煮るだけなので手間もかからず簡単です。
ぜひお試しください!
詳しい作り方・作ってみた感想は来月発売の『Dairy PROFESSIONAL Vol.17』でも紹介しています。お楽しみに!

牛になって考えてみた。

 

こんにちは。前田真之介です。

少しずつ暖かくなってきました。私は普段、1時間ほど自転車で通勤しているのですが、仕事を始めるころには背中に少し汗をかくようになってきました。家を出るときは寒いのですが、着くころにはポカポカです。夏になったら大量の汗をかいて通勤することになりそうです。

先日、牛の一日の行動って何だろう思い、考えてみました。もちろん個体差がありますが、だいたいで考えると、
寝ている時間:11時間
立ったり移動する時間:6時間
搾乳時間:2時間
餌喰う時間:5時間
くらいでしょうか。

人間に置き換えると、
11時間寝たりゴロゴロしたりする、
通勤時間が片道1時間とすると、
そのほかで移動したり運動っしたりする時間が4時間、
仕事は2時間、
食事は1時間~2時間を朝昼晩に3食。
のように考えました。

おや、実は牛って結構良い生活送ってるのでは……。

いやいや、1日2時間勤務、食事、家付きの仕事だけど食事の量と食べるものが決められて、11時間寝れるけど外に出掛けたりはできない。私にはできない仕事でした。牛すごいです。

というか、そもそも男にはできない……。牛乳のありがたみを感じました。

これからどんどん暑くなっていきますが、早めに暑熱対策をしておきたいところですね。5月に出版される増刊号『Dairy Professional Vol.17』は、暑熱対策について特集を組んでおりますので、見てみてください。そして是非参考にしてみてください。

牛が少しでも良い環境で生活して働いてもらうために、私達も頑張りましょう!

DJ表紙のカレンダー

皆さん、おはようございます!

さて、Dairy Japanを定期購読してる方には、毎月本誌と一緒にチラシが同封されています。

チラシの裏面はDairy Japanの表紙の絵を使用したカレンダーになっています。皆さんはどのように使っていますか?

シンプルなカレンダーなので事務所に貼ったり冷蔵庫に貼ったり、部屋の壁に貼ったりと、いろいろな用途で使うことができます!

ぜひ有効活用してください!

笑って知識が身につくおすすめ書籍

昨年末、本社に納品された最新書籍が『お気酪獣医 クスリの処方箋』。Dairy Japan連載でおなじみの、島本正平先生ご執筆の一冊です。

本書は「作業マニュアルの作成」「アニマルウェルフェア」「ダウナー牛の看護」「酪農場の安全対策」「子牛の事故低減」「耐性菌問題」「獣医鍼灸」「初乳管理」の八つをテーマに解説した酪農経営に役立つ書籍です。最大の特徴は、イラストやマンガを取り入れ、そしてふんだんにジョークを盛り込んだ「今までにない技術書」であることです。

この特徴によって、「お気酪」かつ「クスリ」と笑いながら読み進めることができます。私の初笑いも本書を読んでのこと。

「活字ばかりの書籍はちょっと苦手」という方にも、自信を持っておすすめできる一冊です。もちろん、笑うだけでなく、きちんと知識を身につけることができます。

ぜひ、今年の笑いにこの一冊を!

『お気酪獣医 クスリの処方箋』