防疫体制の強化を

先日、宮崎県へ出張しました。宮崎へ来ると思い出すのは平成22年に発生した口蹄疫と、その甚大な被害です。

宮崎空港ではターミナル入り口などに写真のような防疫マットを設置し、靴底の消毒を促しています。ただ、先日マットを踏むと、一部のマットでは薬液が乾いている様子でした。そして大きな問題は、このマットを避けてターミナルを出入りできるような設置方法であることです。実際にマットを避けてターミナルを出る人の姿も見ました。防疫マットは「踏んでもらう」ものではなく、「確実に踏ませる」デザインにすべきですし、そのためには長さも足りないと言わざるをえません。

隣国では口蹄疫が発生し、農水省をはじめとする関係省庁や機関は注意を呼びかけています。またコロナ禍が落ち着き、海外からの渡航者も増えてきています。そんな今だからこそ、防疫対策の徹底を!

※写真は以前撮影したものです