編集部の日常、感じたことを書いています

あけましておめでとうございます

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新年、あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

昨年はTPPの応筋合意がなされるなど、今後の酪農に影響を与えるニュースが流れた一方、10年ぶりに全日本ホルスタイン共進会が開催されるなど、明るいニュースもお届けすることができました。

さて、月刊Dairy Japanでは今年からより読みやすく、そして、より読者の皆様のためになる記事を提供しようと誌面をリニューアルしました。2月号からはルポ特集をカラー化し、写真を中心とした誌面構成に変更します。また、将来の酪農を担う農業高校生の疑問に答える新企画なども盛り込みました。ぜひ、お楽しみにお待ちください。

昨年後半から今年にかけては、新刊書籍も発刊ラッシュを迎えます。第一弾は11月末に発刊させていただきました「自給飼料増産60年の歩み」、そして第2弾は旧作「それでも基本は発情を見付けて種を付ける」の増補改訂版です。こちらは2月中旬の発刊予定で、現在鋭意編集中です。妊娠率を高めるために、酪農家、授精師、獣医師の3者が取り組むべきことについて、詳細に解説した書籍です。ご期待ください。

今年も、Dairy Japanは酪農家の皆様のお役に立てる記事・企画をお届けいたします。

若き酪農家が奮闘したこと

 現在、ある書籍の編集作業を進めています。Dairy Japan2015年1月号から連載した「朝霧メイプルファームのスタッフ日記」を元に、牧場長の丸山純さんが1冊に書き下ろしたものです。
 この本では、彼と牧場スタッフが牛の扱いや管理手順の改善、そして作業マニュアルの作成など農場を「良くしよう」と奮闘したことが記されています。
 編集作業に当たって読み進めていくうちに、約10年間の間に同農場が大きな改善を進めてきたことがよくわかり、ワクワクさせられます。
 3月頃の発刊を目指していますので、ぜひご期待ください!

牛乳へのネガキャンはファン拡大の好機

SNSなどを中心に、突発的に拡散される「アンチミルク論」。「牛乳を飲むと骨粗しょう症になる」「牛乳では子牛が育たない」といったトンデモ情報が目に付いたことはないでしょうか。

私はそうした論を目にすると残念な気持ちを抱くと同時に、周囲の知人から「あの情報って本当なの」という質問にできるだけ正確に答えるために、情報収集をします。

そこで、そんなときに役立つサイト「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」というコーナーを紹介します。このサイトはJミルクのWebサイト内にあり、国内外の乳の研究からさまざまなアンチ論に、わかりやすく答えています。現在、18の「ウワサ」について回答が掲載されていて、読み込むと牛乳や乳製品と健康への理解が深まります。

「アンチ論が拡散されるのも、牛乳が健康に良いという一般常識があってこそ」とポジティブに捉えて、牛乳への疑問を感じた人々を逆に強力な牛乳サポーターにしちゃいましょう!

全共の思い出

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皆さんおはようございます!

少しずつ寒くなってきましたね。朝布団から出るのが少し辛く感じる今日この頃です。

さて、先月北海道で行なわれた全日本ホルスタイン共進会、大盛況でしたね!そして雪まで降ってものすごく寒かったです。

共進会場は静かながらも、リードマン、ジャッジマン、観客の皆さんの熱い視線で熱気にあふれた雰囲気でした。

全国から多くの方が集まり、私自身も取材先などでお世話になった方々、大学時代の友人、先生、後輩など、普段なかなか会えない皆さんにもお会いすることができとても嬉しく感じました。

共進会の様子は今月発売のDairyJapan12月号で掲載されますのでぜひご覧ください!

参加した皆様、そして牛さん達、本当にお疲れ様でした!

エレキを弾く牛

西興部村

北海道オホーツク管内・西興部村のカントリーサイン(市町村の境界となる道路上に設置されていて、地元の名物やシンボルを掲げている標識)は、牛が楽しそうにエレキギターを弾いているデザインです。
どうして牛がエレキを弾いているのか?
気になって役場に尋ねたら、同村は酪農とギターが基幹産業の一つであること、オホーツク楽器工業(株)という会社があることなどを教えてくれました。
そこで、今度は同社に尋ねたら、同社は長年にわたり、エレキギターのボディ部分(木材)を製造しているそうです。
工場見学もできるそうですよ(要予約)。

興部町

ちなみに同村のお隣、興部町のカントリーサインは、牛がホタテを持って楽しそうに跳ねています。
お花はハマナスで、同町の花だそうです。