編集部の日常、感じたことを書いています

良い食事ってなんなのでしょう

先日訪れた東京都の牧場では、多種類のエコフィードを給飼していました。果物や野菜のくずやビール粕ならまだ想像がつくのですが、あんこの粕谷や乾麺のくずなども混ざっており、その種類の多さに驚きました。乾草もいつでも好きなだけ食べられるようにセットしてあり、このスタイルで育った牛達は自分で必要な分のエサを選んで食べるのだそうです。

今までは配合飼料や乾草・TMRなどしか見たことがなかったのでとても新鮮でした。

エサ一つとってもその内容や給与方法など農家さんによってぜんぜんちがうなと感じている今日この頃の前田真之介でした。

身体測定しよう!

ホルスタインの発育値が25年ぶりに「推奨発育値」という名称で更新されました。
それは生産寿命の延長が期待できる牛体サイズに改良するための指標です。
ヒトも乳牛も健康で長く活躍してもらうためには、身体測定を定期的に行なうことが必要ですね。
ぜひこの「推奨発育値」の活用を!

※詳細はDairy Japan 7月号

【DJオンライン座談会Vol.2 開催します】

 

こんにちは。編集部の前田真之介です。皆さんDairy Japan 7月号はお読みいただけましたでしょうか?

先日、オンラインにて座談会を開催し、全国各地の酪農家さんと意見交換のできる機会を設けさせていただきました(7月号をご覧ください!)。

前回の座談会は出席者の皆様にご好評いただきまして、第2回を開催することといたしました。

技術セミナーなどをはじめ、人が一度に集まり話をする機会がほぼなくなってしまった今、少しでもほかの地域の皆さんの話を交えることができればと思っております。

皆さんと意見交換ができるのを楽しみにしております。ぜひご参加ください。

ご参加はこちらからお願いします。

~~~~~~~開催案内~~~~~~~

日時:2020年7月6日(水)13時00分~14時30分(1時間半程度)

座談会メインテーマ:「暑熱期・暑熱回復期の取り組みや対策」を皆で考える

定員:原則5名(できるだけ全員で話しあいができる時間を作りたいので少数とさせていただきます。)

申し込み:編集部前田宛にメールを頂けますと幸いです(ご不明点なども併せてご連絡ください)。s_maeda@dairyjapan.com

※座談会で伺ったお話は後日誌面に掲載させていただきます。

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さつま芋黒ごまおこわ

皆さん、おはようございます!

さて、皆さんは「ホエイごはん」を炊いたことはありますか?
牛乳を温め、米酢を加えるとカッテージチーズとホエイに分かれます。
そのホエイでお米を炊くと、驚きの美味しさに炊き上がります。
おかず無しでもパクパク食べられます!
まだ食べたことない方はぜひ作ってほしい1品です。

今回はそれをアレンジした「さつま芋黒ごまおこわ」を作りました(Jミルク「かんたん 乳和食で美味しく減塩」より)。
『Dairy PROFESSIONAL Vol.18』で実際に作ってみた感想をご紹介しますのでお楽しみに!

取材を再開しました

こんにちは。前田真之介です。

新型コロナの影響で中断していた取材活動ですが、6月より状況を見ながら再開しました。伺う農家さんと相談をしたうえで、訪問先に極力インパクトを残さない注意をしながら訪問しました。

今年の年明けから入社をした私ですが、間もなくこのような情勢になってしまい農場に伺うことができずにいました。

久々に訪問して感じたことは、いくら情報媒体で知識を得ようが、実践と経験を伴わないと、ただの「情報」に過ぎないということです。

自主期間中は、記事や書籍と向かい合う時間がほとんどで、ピンポイントで情報を得ることはできました。しかし実際にその情報を生かすべき場所(農場)に伺うと「なぜ、こうなっているのか」「この仕組みの背景には何があったのか」など、視覚的・感覚的に飛び込んでくる情報が多く刺激的でした。

酪農経営が上手くいくための選択肢である多くの技術情報を提供するのが本誌の使命ですが、その技術の背景や、情報をより活かしてもらえるようなところも含めて伝えていきたいです。

ちなみに今回、私は初めて「繁殖」と「つなぎ牛舎・飼料の分離給与」を初めて見ました。「フリーストールなどとはどう違うんだろう。どちらが良いだろう」など、結論が出ない疑問が次々に浮かびます。しかし、伺った酪農家さんに共通していた結論の一つに「牛にとって良いか」が根底にあったように感じます。

もちろん、「経済のために」「人のために」などほかにも要因はさまざまあります。そのなかで今の選択をした農家さんの背景や考えに触れたいのでこれからも動ける範囲で取材へ行き、お話を聴いていこうと思います。農場さんの考えや方針によっても取材受け入れの良し悪しはあるかと思いますので、可能な範囲でご協力いただけますと幸いです。