【2009年鹿児島県ホルスタイン共進会】開催結果のご報告

2009 年 12 月 7 日

カテゴリー: — dj-sumiura @ 2:42 PM 共進会

平成21年10月30日~31日、姶良郡中央家畜市場にて、2009年鹿児島県ホルスタイン共進会(主催:鹿児島県酪農業協同組合)が行われた。
審査委員長:鹿児島県農政部畜産課
        課長 北野 良夫氏
審査委員:(社)日本ホルスタイン登録協会
        審査員 小島 裕氏

☆グランドチャンピオン(未経産牛)・九州農政局長
 ロンナン フオーチユン ルドルフ B フタゴ(父:トウマー D-フオーチユン ET)
 南九州市 内匠 秋夫氏
☆グランドチャンピオン(経産牛)・農林水産大臣賞
 キノー チヤンピオン サンデイ(父:カルブレツトアイ H H チヤンピオン ET)
 鹿屋市 山下 徳雄氏
☆団体賞
 鹿児島・日置・南薩地区

酪農教育で子どもたちが変わった!

カテゴリー: — djito @ 6:00 AM セミナー報告

「牧場が持つ多様な教育力を、子どもたちの豊かな学びに活かす」を主題とし、小・中学校教員を対象とした「教育セミナー」が12月5日に札幌市で開催された。
主催は中央酪農会議と日本教育新聞社、後援は農水省、文科省、農畜産振興機構、道教委、全国小学校長会。

開会で中央酪農会議・専務理事の門谷廣茂氏は、「酪農の教育的効果は多々なるものがある。認証を受けて活動をしている酪農教育ファームは現在、全国に300軒弱あり、年間約70万人が体験学習をしている」と話した。

基調講演では、広島大学大学院教授の角屋重樹氏が、「牧場が持つ多様な教育力を、子どもたちの豊かな学びに活かす」と題して、牧場の教育的効果、日本型の酪農教育方法のあり方などについて述べた。

実践発表では、札幌市立北光小学校教諭の高橋明子氏が、酪農教育を実際に取り入れた様子、それにより子どもたちがどのように変化したかなどを述べた。
また、恵庭市で酪農教育ファーム活動をしている村上牧場・村上隆彦氏が、酪農教育ファーム側の実情を本音で紹介し、前札幌市立山鼻南小学校の田山修三氏が、体験学習する側の注意点などを紹介した。

なお、高橋明子氏は、複数回にわたり牧場を訪問することで、子どもたちにとって牧場が「楽しみな場所・行きたい場所」に変わったと述べ、ある子どもの感想文を紹介した(以下)。

「私は牛が好きで、牛に感謝しています。牛乳をしぼるのに牛の命を縮めているし、肉を食べるためには牛を殺さなくちゃいけない。それはとてもつらいことです。でもだれかがそうしないと人間は生きていけません。人間が牛の命をうばうのだから、その命をすべてむだにしないことが牛への優しさだと思います。らくのうの勉強から、人間は人間だけの力で生きているのではないということに気付きました。」

酪農教育ファームのHP=http://www.dairy.co.jp/edf/

生産者組織の中長期課題を検討

2009 年 12 月 4 日

カテゴリー: — maetomo @ 5:06 PM ニュース

 社団法人 中央酪農会議は12月3日、都内で「第1回 酪農基本問題委員会」を開催した。同委員会は乳価交渉力や生乳販売機能強化など指定団体が抱える中長期的課題を検討し、生産者団体の方向性を明らかにするもの。委員は中央酪農会議理事・生源寺眞一氏(東京大学大学院教授)を委員長とした中央酪農会議理事ら13名。
 中央酪農会議・門谷廣茂専務理事は「五つの課題(価格形成・需給調整・需要拡大・経営支援・政策形成への関与)について協議し、2月ごろまでに対応策の最終報告をまとめたい」と話す。
 以下課題の要旨。

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給餌技術は、古くて新しい話題

カテゴリー: — djito @ 5:30 AM ニュース

北海道家畜管理研究会のシンポジウムが12月3日、札幌市で開催された。
今回のテーマは「乳牛の能力を発揮させる最新給餌技術」。

同研究会会長の柏村文郎氏(帯広畜産大学)は初めに、「自給飼料の拡大については盛んに取り上げられているが、給餌技術まで踏み込んでの議論は少ない。給餌技術がまずければ、どのような飼料を作っても牛の口にきちんと入らない。給餌技術は、古くて新しい話題だ」とテーマの背景を説明した。
続いて、高橋圭二氏(酪農学園大学)を座長として、以下の4名が話題提供を行なった。

●「キャリロボを使った搾乳と最新の自動給餌技術―チャレンジマン20―」
猪瀬一郎氏(オリオン機械)・北原慎一郎氏(北原電牧)
猪瀬氏は、キャリロボの導入効果として、搾乳頭数が増えても搾乳作業時間が短縮することや、省力に加えて安全性も高まることなどを紹介した。また、牛体情報モニタリングシステムであるチャレンジマン20の導入効果として、生乳1kgを生産するために必要な濃厚飼料の量が20%減ること、ボディコンディションが適正になること、残飼が減ることなどを紹介した。
北原氏は、チャレンジマン20導入によって、毎日の乳量変化にきめ細かく対応し飼料代を節約できること、100頭規模でもきめ細かな個体管理が可能となることなどを紹介した。またチャレンジマン20は、牛舎の真上から眺めて各個体の現状を把握するようにデザインしたビジュアル・システムであることなどを紹介した。

●「ロボット導入効果を最大とする給餌方法論」
小池美登里氏(コーンズ・エージー)
小池氏は、乳牛が搾乳ロボットに自発的に訪問するためには、PMRとフリーカウトラフィックが非常に有効であることを解説した。
PMRとは部分的混合飼料(Partly Mixed Ration)で、飼槽のTMRの栄養濃度を下げて、不足する栄養はロボット内で給餌する方法。これにより乳牛は搾乳ロボットに魅力を感じ、頻繁に訪問するようになる。
フリーカウトラフィックとは、乳牛が飼槽やロボットにいつでも訪問できる環境を作るもので、通路幅も広めにする。すると牛群内で弱い牛も、頻繁に訪問することができる。

●「フリーストール牛舎での乳牛の採食行動と飼槽管理」
森田茂氏(酪農学園大学)
森田氏は、乳牛の採食行動、採食可能な範囲、飼槽高と飼槽管理などの研究成果を解説。
今後の飼料給与の洗練化には、牛乳の採食パターン、給餌の自動化、飼槽での残飼の移動の把握、部分的混合飼料などが深く関与し、さらに研究課題となることなどを解説した。

《ホームページ》
北海道家畜管理研究会=http://www.horalm.org/
オリオン機械=http://www.orionkikai.co.jp/
北原電牧=http://www.kitaharadenboku.com/
コーンズ・エージー=http://www.cornesag.com/jp/
酪農学園大学=http://www.rakuno.ac.jp/

「多様さ」をまとめるコーディネーターが重要:平成21年度エコフィード全国シンポジウムで

2009 年 12 月 3 日

カテゴリー: — djkanto @ 6:35 PM セミナー報告

12月3日(木)、茨城県つくば市で、「エコフィードをきっかけに」と題して、
平成21年度エコフィード全国シンポジウムが開かれた(主催:畜草研、配合飼料供給安定機構)。
全国から340名の関係者らが集まり、現状把握と課題克服の道筋などを検討した。

基調講演で、阿部亮氏(畜産・飼料研究所、前日大教授)は、「これからのエコフィードと日本の課題」と題し、エコフィード事業の推進母体と形態は非常に多様。この多様さが畜産農家の規模や生産方式の多様さとリンクし、より多くの畜産農家がエコフィードを利用できる形がつくられつつある。目標を飼料ベストミックスにおき、輸入飼料への依存度を下げ、自給飼料と食品副産物を混合したTMRに置き換えていくなど、飼養技術の開発が必要」などと語った。

講演は、「エコフィードを利用したTMR製造利用マニュアル」(新潟大学・今井明夫客員教授)、「エコフィード利用豚肉の嗜好性と消費者イメージ」(畜草研・佐々木啓介氏)、「エコフィード給与豚肉の特性と評価技術」(宮崎大学・入江正和教授)、「発酵リキッドフィーディングの展開」(畜草研・川島知之氏)、「圃場残渣の飼料利用に向けた課題」(名古屋大学・淡路和則教授)の5題。

今井教授らは「エコフィードを上手に利活用していくには、たくさんの農家や関連業者間で、その排出元から利用農家まで顔の見える関係の構築と、そのためのコーディネーターが重要」などと述べた。

最後に、パネルディスカッション「エコフィードをきっかけに」が開かれた。パネラーは、米持千里氏(日本科学飼料協会)、増田淳子氏(ジャーナリスト)、吉田宮雄氏(長野県畜産試験場)、宇宿圭太氏(茨城県・瑞穂農場)、川上寛幸氏(関紀産業)、歌丸恵理氏(農水省生産局)。

「未来は、ミルクの中にある」雪印メグミルクグループ―北海道専門紙懇談会より

2009 年 12 月 2 日

カテゴリー: — djito @ 10:27 PM 業界情報

10月に新しく誕生した「雪印メグミルクグループ」による北海道専門紙懇談会が12月2日、札幌市の雪印種苗(株)本社で行われた。

●ミルクの可能性を深め、価値を高め、世界を広げる
雪印メグミルク(株)・取締役副社長・佐藤幸吉氏は「雪印メグミルクグループ・中期経営計画」を紹介し、「生産者と消費者とともに《乳(New)コミュニティ》を育むことを経営ビジョンに掲げている。乳を原点として、酪農生産者の想いに応え、消費者の笑顔につなげていく」と話した。

●更なるチーズの需要拡大
雪印乳業(株)・代表取締役副社長・川成眞美氏は「雪印メグミルクの北海道・酪農への貢献、雪印乳業のチーズ拡大戦略」を紹介し、酪農生産への貢献として、1. 酪農総合研究所の機能強化、2. 酪農諮問委員会の新設、3. 日本酪農青年研究連盟への支援、4. 雪印種苗による酪農技術サポート、を解説した。
また、「チーズ需要の底上げ、拡大を図ることは、チーズNo.1メーカーとしての使命であると考えている」と話した。

●メグミルク牛乳の拡大を図る
日本ミルクコミュニティ(株)・北海道事業部長・齋藤孝宣氏は「市乳事業の現状と今後の方向性」を紹介し、成分調整牛乳の市場拡大は、全国的には今年度上期から始まったばかりであるが、北海道では普通牛乳市場を上回るまでに成長していることを報告した。
そして、その成分調整牛乳の伸長について、「一抹の不安を感じる。単価が下がることは、生産者の手取り乳価にも影響を及ぼすことになる。ゆえに軸足を、もう少し牛乳に移していきたい」と話した。

●酪農生産者との連携強化
雪印種苗(株)・代表取締役社長・掛村博之氏は「雪印種苗の事業における酪農貢献」を紹介し、雪印メグミルクグループとしての取り組みとして、簡易草地更新の促進、「(アルファルファ)ケレスの会」との栽培実証圃場での勉強会、北海道包括連携協定による勉強会などを報告した。
また、「タネとエサの両方を持つ企業としての強みを活かし、酪農家に喜ばれる商品提供と技術的サポートを実践する」と話した。

《ホームページ》
雪印メグミルク(株)=http://www.megmilk-snowbrand.co.jp/
雪印乳業(株)=http://www.snowbrand.co.jp/index.htm
日本ミルクコミュニティ(株)=http://www.megmilk.com/
雪印種苗(株)=http://www.snowseed.co.jp/

ホクレン家畜市場:11月の初妊牛相場は48万7000円と弱含みで推移

2009 年 12 月 1 日

カテゴリー: — djito @ 6:36 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・11月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、下牧時期となり出回り頭数が増加傾向にあるなか、これまでの高値推移に対する様子見感から、平均価格48万7000円(前月に比べて1万8000円安・前年同月に比べて5万1000円高)と弱含みで推移している。

12月についても、引き続き出回り頭数の増加が見込まれるが、一部春産みも出回り始めることから、保ち合いでの価格推移が予測される。

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