「TMRダンゴ」システムに挑戦

2009 年 3 月 30 日

カテゴリー: — djkanto @ 6:00 AM 未分類

千葉県T牧場は昨年から、「TMRダンゴ」システム(本誌2007年8月号参照)」を採用しています。

これは、選び喰いできないように微細切・超高水分化されたTMRで、
北海道の酪農コンサルタントの佐藤正三氏が提案しているもの。

原料を微細切し、加水(TMR水分75%以上飽和状態まで)することで
嗜好性が良くなり、選び喰いできないダンゴ状のTMRになります。

牛はアシドーシスにならず、乾物摂取量が上がり、消化率もアップし、
牛が噛めば噛むほど唾液が出て、ルーメン内が正常な酸度になると予測しています。

実践例ではピーク乳量が60kg-70kgの牛も出てきたとのことで、
Tさんも

「一時は平均乳量が37kg-38kg(3回搾乳)にもなったことがあるが、
現在は労働力の面で2回搾乳に戻し、今は32kg-33kgくらい」

とのことでした。

千葉県B&Wショウの経産最高位賞は金谷牧場の「ウインドスター」号に

2009 年 3 月 26 日

カテゴリー: — djkanto @ 4:51 PM 未分類

3月26日、第37回千葉県ブラック&ホワイトショウが開かれました(主催:県ホルスタイン改良同志会)。審査員は、間木野尚司氏(ジェネティクス北海道)。

☆経産牛最高位賞(7部:4才以上の部1位&ベストアダー)
ゴールドバリー デュパスクワイアー ウインド スター(父デュパスクワイアー ウインドスター):出品 千葉市 金谷安章氏

☆未経産牛最高位賞(3部:15月以上20月未満の部1位)
ツクモランド セプウテンバー アイデアル(父パーシュート セプテンバー ストーム):出品 大網白里町 大網高校

☆経産牛準最高位賞(6部:3才以上4才未満の部1位&ベストアダー)
グリーンサイド タイデイ ホープ デリア(父レーガンクレスト エルトン ダーハム ET):出品 横芝光町 伊藤博氏

☆未経産牛準最高位賞(1部:6月以上10月未満の部1位)
ハイエクセル カプリーヌ アルマ(父デュパスクワイアー カリスマ):出品 八千代市 高橋秀行氏

☆2部:未経産10月以上15月未満の部1位
ゴールドバリー アドベント ジャスタ(父KHW カイト アドベント RED ET):出品 千葉市 金谷安章氏

☆4部:未経産20月以上26月未満の部1位
ウイスタリアデール ドレーク バリアント(父ファーオーラ デビジョー ドレーク ET):出品 千葉市 藤平吉明氏

☆5部:経産牛3才未満の部1位&ベストアダー
ツクモランド ジェスロ マスコット ルンド(父ロイレーン ジェスロ ET):出品 九十九里町 作田知志氏

☆自家生産牛群の部1位
金谷安章牧場の3頭1組

間木野審査員は「経産最高位賞牛(写真左端)は、正確な体躯のフレームをもち、乳房の幅、後乳房の高さ、前乳房の付着の強さをもち、非常にバランスの良い牛」と評しました。

オリジナルアレンジ賞の「しょうが生ミルクキャラメル」

2009 年 3 月 23 日

カテゴリー: — djkanto @ 6:00 AM 未分類

先に行なわれたJミルク(日本酪農乳業協会)主催の
第1回牛乳乳製品を使った独創性商品コンテストで、
オリジナルアレンジ賞に輝いたのが
埼玉県の加藤牧場「Baffi(バッフィ)」の「しょうが生ミルクキャラメル」。

ジンジャー(しょうが)ホットミルクという飲み方もあるくらいだから、
もともと相性の合う素材ということにヒントを得たそうです。

同牧場は経産牛130頭。
早くからアイスクリームやチーズなどの加工部門も手がけ、
今では生産している乳量の約1割を加工部門に使い、
その加工部門の売上額も相当なウエイトになっているとのこと。

自分で搾った牛乳を、そのまま消費者へ届けたい!という夢を
家族皆で持ち続けてきたことに敬意を表したいです。

イネWCSの現場での感想は

2009 年 3 月 16 日

カテゴリー: — djkanto @ 6:21 AM 未分類

先日開かれた飼料イネの情報交換会(DJニュース3月3日参照)で発表した、埼玉県の長滝岳さん(写真=搾乳牛20頭、美里町飼料用イネ利用会会長)の稲WCSの乳牛への利用体系は、

朝:ルーサン→配合→チモシー→配合
昼:チモシー→配合
夜:ルーサン→配合→稲WCS→配合

というもの。平成20年は、478ベール(フレール型収穫を20ベール、細断型収穫を458ベール)を購入しました。

細断型飼料イネの感想として、
・給与量は15kg/頭・日で残飼なく、食い込みが良い。
・飼料イネの品種の違いによる、牛の嗜好性の違いはない。
・収穫時や給与時のロスが少ない。
・ベール重量に280kgから384kgまでの違いがあり、平均328kgだった。重量の違いは水分含量の差によるもの。
・成分分析の結果、Vスコアは80-85。

長滝さんたちのグループは、畜産農家と耕種農家が一緒に、毎年9月に圃場を巡回しながら、イネの生育状況に応じた刈り取り計画や、雑草の混入状態に応じた取引単価の設定などを続けています。

また、飼料イネ栽培農家には、施肥、防除などの生産管理の記録を義務づけ、ベールにも、刈り取り日、栽培農家名、圃場番号、ベール番号などを記載し、トレーサビリティや品質の苦情対応にも敏速に対応できるようにしています。

そして、「飼料イネを介しての土づくりを町全体の耕地へ波及し、減化学による安心した飼料イネ生産をめざしたい」と語っていました。

関東地域の飼料生産は前年比602ha増加

2009 年 3 月 9 日

カテゴリー: — djkanto @ 5:00 AM 未分類

先週、関東農政局らが開いた「平成20年度関東飼料増産および食品残渣飼料化合同会議」によると、関東地域の飼料作付面積は、前年に比べ602ha増加しました。

これは、牧草の作付面積は酪農家の廃業などにより減少したものの、水田における飼料増産の取り組みが推進され、稲WCSが357ha増加し、新たに飼料用米が287ha作付されたこと、などによるものです。

各県の担当者からは、畜産現場での自給飼料増産への取り組みの認識は高まってきたものの、
1)農地の集積・団地化、2)コントラクターの育成・強化、3)稲WCS・飼料米の仕分け、および生産者と需要者間の需給調整が必要、4)耕畜連携の強化、5)耕作放棄地などの活用促進、6)草地造成・整備促進の課題の解決に向けた取り組みが必要、などと報告されました。

なお、平成19年度と同20年度を都府県別に見ると、
茨城県:5340ha  → 5420ha
栃木県:13000ha → 13200ha
群馬県:7650ha → 7750ha
埼玉県:1350ha → 1430ha
千葉県:3150ha → 3280ha
東京都:201ha → 208ha
神奈川:640ha → 635ha
山梨県:1090ha → 1100ha
長野県:8590ha → 8490ha
静岡県:2260ha → 2360ha となっています。

土里夢(ドリーム)農場

2009 年 3 月 2 日

カテゴリー: — djkanto @ 12:07 AM 未分類

先週行われた全国コントラクター情報連絡会議(写真)で発表した岩手県の土里夢農場は、4軒の酪農家が集まったメガファーム(現在、経産牛160頭)。

同地域は酪農の主産地とはいえ、
 今の規模での所得?生産費=ほとんど残らない
 労働力不足+高齢化=規模拡大の限界
 =酪農家は一人では身動きできない状況
 =個別経営の規模拡大でできた産地が衰退している! として取り組んだもの。

この農場が中心となり、地域の酪農家5戸と「?TMRうべつ」を設立しています。
TMRセンターは、飼料作はデントコーンのみで、栽培面積は107ha(平成20年)まで拡大。

今後の課題は、栽培面積より飼料生産の効率化があげられ、
糞尿を有効活用した減化学肥料栽培、作業体系の見直しなどとなっています。

さらに将来はコントラクター事業への取り組みも計画しているそうです。

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