哺乳ビンが外れない自作のホルダー補助具
2012 年 2 月 6 日
宮城県のΣ牧場。
子牛の哺乳には哺乳ビンを使っていますが、
ペンに掛けるときに、ホルダーが外れない自作のヘラを使っています。
材料は簡単、足場パイプと短冊に切った鉄板(ヘラ)を溶接するだけ。
ビンを柵に掛けるとき、ヘラをホルダーに添えるだけで、
牛が飲む角度に応じてビンも動くし、ビンが柵から外れることもありません。
ちょっとしたアイデアです。
トラックバック URL :
コメント (0)宮城県のΣ牧場。
子牛の哺乳には哺乳ビンを使っていますが、
ペンに掛けるときに、ホルダーが外れない自作のヘラを使っています。
材料は簡単、足場パイプと短冊に切った鉄板(ヘラ)を溶接するだけ。
ビンを柵に掛けるとき、ヘラをホルダーに添えるだけで、
牛が飲む角度に応じてビンも動くし、ビンが柵から外れることもありません。
ちょっとしたアイデアです。
トラックバック URL :
コメント (0)茨城県のある農場。4年前に訪れたときは、
牛が揃って反芻し、活力ある眼をした牛群でした。
そこで、先週末、ある取材に関して申し込みにうかがったところ、
獣医さんが来て哺液中。 搾れるという感じが全体に少なく、
農場主さんも、施設の老朽化とその補修、牛の頭数と人手のアンバランス、
自給粗飼料の質の維持・・・などの、対応に追われて、
「その日にしなければならない仕事ができていない」と
いうジレンマにあることを、自覚しておられました。
だから2012年は、もう一度、エサも含めて細部から見直していきたい。
それが今年のテーマ、と言います。
そこで大事なのは「自分の経営全体の枠組み」を外さないこと。
そこをぶらさず、あとは時々の変化に対し、対策を打っていこう、
と語っていました。
こうした現況は、当支局管内では、かなり多いと思われます。
トラックバック URL :
コメント (0)千葉県の銚子市内の大型酪農場を訪ねました。
同市は太平洋に突き出ているので、
ほど良い風(約5.5m)が一年中、吹くそうです。
その風を利用した風力発電所が市内に30カ所以上あり、
そのいくつかは、台地に点在する畜舎やキャベツ畑の中にあります。
写真はその一つで、中央の風車は和牛肥育舎の傍に立っています。
次世代エネルギーの中で、風というクリーンで無尽蔵な自然を利用した発電は
現在、最も実効性があるエネルギーとして注目されており、
同市も風力発電に適した場所として選ばれ、
発電会社は、得られた電力を電力会社(東電)に売電しています。
しかし風車に近づくと、大きなブレード(羽)が独特の威圧感を与え、
風車は遠くから眺めるものかな・・・と感じると同時に、
再生エネルギー法が施行されたとはいえ、
その中に、不要な電力は購入しなくてもいい旨の一文があるので、
風力発電のポジションが、まだ定まっていないようにも思えます。
ちなみに、利根川を挟んだ茨城県の神栖町にも風車が並んでいます。
トラックバック URL :
コメント (0)耕畜連携の中で、家畜堆肥を利用している側は、
堆肥の放射性物質規制値を、どう考えているかを聞こうと、
先日、エコファーマー会議に行ってきました(DJニュース13日参照)。
原発事故発生県を含む何県かの方々にうかがったところ、
多少の温度差は感じましたが、概ね家畜堆肥への不信感はないようで、
とりあえず安堵しました。
しかし、それでもなお、今年の作付け前までに
全ての水田・農地のモニタリングは必要だと思います。
なお、そのとき事例発表されたお二方の言葉のいくつかを
次に記します。
埼玉県の227人で組織されている産直センター組合;
「自分たちに必要なものは、自分たちでつくる」
「安心は、ハードとソフトの両面で安全を積み重ねて得られる」
「食べ物をつくっているという基本原則を忘れない」
兵庫県で水田と蕎麦を中心に営農している農業法人;
「子供たちは、日本の農業を見ている」
「もがくと沈む、あがくことで進む」
「文句を言う農家ではなく、意見を言う農家になる」
共通するのは「農を深める姿勢と行動」と思われました。
トラックバック URL :
コメント (0)昨年の秋、栃木県北のある地域を放射性物質の件で、
歩いているとロケ撮影に出会いました。
その放映が、1月から始まっています(NHK)。文庫本も出ています。
ストーリーは、宮城県に生まれた主人公が口減らしのため「大陸の花嫁」として
満州開拓(現在の中国)に加わりましたが、ソ連軍の侵攻で逃避行の末に帰国。
栃木県北で土地を開墾し、少しずつ酪農を導入する、という実話が基になっています。
ドラマを主体に、開拓者や元関東軍兵士の証言や当時の写真、
時代背景の説明を挟むかたちで放送されています。
プロデューサーは
「農地も農作物も、こういう人たちの血と汗と愛情の結晶で作られたものなのだ
ということを伝えたい」と述べていますが、
その言葉には、いまの福島への想いが重ねられているのです。
ドラマや本には、その地域が実名で記され、地域の方々もエキストラとして参加。
当該地域に限らず、開拓者たちが存命されているうちに、
私たちが、その歴史から学ぶことは数多くあると思います。
写真は、季節外れですが、当該地域の秋の姿です。
トラックバック URL :
コメント (0)今年、最初の支局便りです。
2012年が、旧年の災害を乗り越え、皆様にとって、
良い年になることを願っています。
日本に留学(現在の東北大学)した経験をもち、
現代中国文学の父といわれる作家・思想家の
魯迅(ろじん)氏に、次のような言葉があります。
「もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」
この言葉は「希望」に関連して記されたものですが、
その含意は、今の私たちにも通じる、深いものがあると思います。
本年も、ご指導・ご鞭撻いただけますよう、
お願い申し上げます。
トラックバック URL :
コメント (0)例年、最後の取材は、酪農の基本形を確認しようと、
関東でも、可能な限りに、粗飼料+牛+土にこだわる農場を
訪ねることにしています。
今年は埼玉県の、ある家族経営(本人夫妻+子息+従業員1名)。
このお宅に行くと、いつも必ずといっていいほど、
沸かした生乳や、それを使った簡単デザートを出してくれます。
いまは酪農場をお訪ねし、生乳を出していただける農場は
本当に少なくなっています。
乳質・搾乳の話やビール麦を年内に刈る話などをして、
帰り際、「やはり自給飼料は大事だよ」という言葉をいただきました。
振り返ると今年の関東酪農は、3月以来は地震と放射性物質対策に、
後期はTPP交渉問題に付きまとわれてしまった感がありますが、
来年が良い年であることを願っております。
1年間、お読みいただき、ありがとうございました。
トラックバック URL :
コメント (0)DJニュース12月15日既報の「エコプロダクツ2011」展。
自動車、電機、運輸、食品、スーパー、包装、大学・高校などから、
エコ(環境)を柱に、非常に多くの取り組みや研究開発が展示され、
連日、6万人超の方々が見学に来ていました。
酪農乳業では、容環協が紙パックのリサイクルを展示したり、
紙パックの上手な開け方を紹介していましたが(写真)、
それだけでは何とも弱いな、と感じざるを得ません。
紙パック容器のリサイクルは当然やるべきことでしょうが、
標準的な日本の酪農経営では、
生乳1kgの生産で約1kgの温室効果ガスが排出されるという研究があり、
その内訳は、飼養40%、飼料生産25%、家畜排泄物21%などとなっています。
出典:長田隆「地球温暖化と酪農排せつ物処理からの温室効果ガス排出」
(弊社増刊号「もっと知りたい環境対策」2010年10月より)
こうしたことを開示したり、その対策として酪農業はこうしている、
乳業会社はこうしている、などの取り組み紹介があってもいいだろう
と思われました。年間約770万トン生産している業界なのだから。
高校生が「環境」をテーマにして、自分たちで調べた成果を
パネルで展示している一方で、
「環境」を自社ビジネスに取り込み、優位に進めようとすることに
釈然としない感もありますが・・。
トラックバック URL :
コメント (0)栃木県のある酪農協から同県特産の梨「にっこり」が送られてきました。
これは、この酪農協本所事務所が3月11日の大地震で壊れたので、
当支局からその修繕費の一部として、些少のお見舞いを贈ったお返しです。
この酪農協には、役職員氏はじめ酪農場の皆さんには何度もうかがい、
いろいろなことを長年にわたって、学ばせていただきました。
家族経営、複合酪農、日本最大級の規模と、多彩な経営や飼養形態があり、
記者が(関東の)酪農を考える際の、メルクマールの一つともしてきました。
これらの酪農場の多くは今年、放射性物質による混乱の中にありました。
来年は大丈夫であることを願っています。
原発事故の発生県に住む、作家であり僧侶の幻侑宗久氏は、
近刊の著書「福島に生きる」で、警戒地域内(20km圏内)には
牛が野外で生き残り、通行止めを潜ってエサを給与に行く畜産農家もいる
と記しています。記者は未確認ですが、さもありなんと思います。
ところで、この「にっこり」は県農業試験場が育種改良した梨で、
1個1キログラム程度と大きく、糖度が高く、
平成8年に品種登録されたそうです。
県を代表する名所:日光(にっこう)と、梨を意味する中国語の「り」
を組み合わせたものです。
農商工連携で、この梨を乾燥させたものと茶葉をブレンドした紅茶も
開発されたと、あるホームページに掲載されていました。
トラックバック URL :
コメント (0)独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)には
15の研究所が属しており、弊誌でも、たびたびその研究成果の一端を
先生方に紹介していただいています。
今年4月から、同機構は第三期の中期目標として;
1 食料安定供給のための研究開発、
2 地球規模の課題に対応した研究開発、
3 新需要創出のための研究開発、
4 地域資源活用のための研究開発
という4つの大目標を、政府から与えられ、
その達成に組織をあげて取り組んでおられます。
飼料イネなどの水田フル活用、放牧の推進、TMRおよびTMRセンター、
バイオガス利用、衛生対策など、さまざま研究が蓄積されていますが、
いずれも大事なもので、相互が連携し合って、畜産の現場が使える
「実技」として、実を結ばせて欲しいものです。
当然、その視野の片隅には農産物の貿易問題を時間軸でとらえ、
研究の優先度やスピードアップも考慮されるでしょう。
日本発の研究が太宗を占める中でこその日本の畜産であって欲しいし、
それなくして、食料の自給を語ってもどうなのだろうか、とも感じます。
そのためにも、畜舎や牧草畑から質問や疑問などを寄せていくべきだし、
研究のための研究になっては困ります。
研究者は、現場からの要望・要請を欲しがっている、と記者は感じています。
写真は、つかの間に晴れた、茨城県の農林技術会議・事務棟の駐車場。
同機構は本日(5日)、10周年記念シンポジウムを行う予定です。
トラックバック URL :
コメント (0)Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.